レース展望・予想

グットクレンジング、二冠制覇に王手「東北優駿」(水沢競馬)

2022/06/14

14日(火)水沢競馬メイン第12レースは“ダービーシリーズ2022”「第30回東北優駿(岩手ダービー)」(3歳、水沢競馬場2000メートル)。

◎5 グットクレンジング(牡、板垣吉則厩舎)は転入戦のスプリングカップ2着でしたが、岩手一冠目・ダイヤモンドカップを優勝。クロールキック不在なら主役は譲れないとばかり、3馬身差で完勝しました。血統背景はスピード色が強いのは確かですが、いい脚を長く使えるのが最大の武器。加えて2000メートル対応が未知なのはほかの馬にも言えること。二冠に王手をかけました。

○7 フジクラウン(牡、瀬戸幸一厩舎)はデビュー3戦目を圧勝しましたが、脚部不安のため戦線離脱。3カ月の休養から11月の復帰戦6着、今季初戦も8着凡走しましたが、ひと叩きされて反応が一変。重賞初挑戦でイーハトーブマイルを圧勝し、本格化をうかがわせました。弾みをつけて2連勝に意欲満々です。

▲11 フェルゼンハント(牡、飯田弘道厩舎)はデビュー戦の盛岡芝1000メートルを58秒4の破格タイムで圧勝。周囲の度肝を抜きましたが、以降は2着2回が最高。寒菊賞4着から休養に入りダイヤモンドカップで復帰。ぶっつけで臨みましたが、3着に善戦。これで復調のメドが立ちました。

△4 サンエイブレーヴ(牡、菅原勲厩舎)はイーハトーブマイルではしんがり負け。案外の結果に終わりましたが、一連の実績でリード。距離延長で反撃に転じるか。

△2 ビッグタマテルーフ(牝、伊藤和厩舎)は今季1勝、2着4回。留守杯日高賞2着も光ります。

△10 フォルエルドラド(セン、櫻田浩樹厩舎)はダイヤモンドカップ2着が見逃せません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→7・11・4 7→5・11(5点)
3連単(フォーメーション) 5・7→4・5・7・11→2・4・5・7・11(18点)

東北優駿(岩手ダービー)の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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