レース展望・予想

転入初戦ナムラアイアイサーを狙う「麦笛特別」(名古屋競馬)

2022/05/25

5月25日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「麦笛特別」(A級5組、名古屋競馬場1700メートル)。

確かな本命馬は不在。手探り面多い転入初戦だが、◎7 ナムラアイアイサー(牡6、田口輝彦厩舎)のいきなり劇を狙いたい。中央1勝クラスや兵庫A2でも馬券貢献がある実力派にとって、当地のA級5組編成は有利なリスタート条件と言える。一番のポイントは仕上がり度だろう。ただ4月末まで園田でレースを使われ、一杯に追い切った最終調整から臨戦態勢は整っていると見たい。既走組にコレと言った存在がおらず、強敵不在の構成でもある。強豪相手にもまれてきた地力でいきなり勝ち負けしていい。

連軸という点では○3 ユーバーファル(牡6、竹下直人厩舎)が最適。詰めが甘く勝ち切れない、じれったい走りは相変わらずも、持ち前の堅実差しで好勝負を続けている。200メートル延長する1700メートル戦は素直に歓迎するタイプ。持ち前のしぶとい、安定した末脚は連軸という点で最上位だ。

マイペースの逃げに持ち込めば、ただ1頭の3歳馬▲6 パピタ(牡3、錦見勇夫厩舎)に出番が到来。2走前の同条件、同距離は直線半ばから急失速して5着に終わった。ハイペースで飛ばした逃げがラストの粘りに響いていた。差し馬ぞろいの構成、マイペースに運べば押し切りも狙える。

前走6組でメンバー最先着を果たした△4 キミョウキテレツ(牝4、坂口義幸厩舎)に、岡部誠騎手と初コンビの△2 シャイニングデイズ(牡6、迫田清美厩舎)も軽視できない存在。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔2・3・4・6(8点)
3連単(フォーメーション) 7→2・3・4・6→2・3・4・6 2・3・4・6→7→2・3・4・6(24点)

麦笛特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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