レース展望・予想

ニフティスマイルが大輪を咲かせる「のじぎく賞」(園田競馬)

2022/05/12

12日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第60回のじぎく賞」(3歳牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎5 ニフティスマイル(田中一巧厩舎)は佐賀のル・プランタン賞から予定通りのローテーションでここへ向かう。勝ち馬ケウとは馬場適性の差が出た結果だったが、園田の小回りなら本領を発揮できる。砂をかぶってもひるまない根性があり、前走は長距離輸送にもまったく堪えることがなかったと田中一巧調教師が話していたように精神的にも古馬のような雰囲気を醸し出している。3度目の重賞挑戦で悲願の初タイトルを狙う。

強敵は○8 ニネンビーグミ(松平幸秀厩舎)。ぶっつけで挑んだ菊水賞では大きく馬体が減った影響があり6着だったが、バウチェイサーを相手に逃げを打てたようにテンの速さは世代トップクラス。兵庫クイーンセレクションではニフティスマイルにいったん交わされながら差し返したように、大舞台で強さを発揮するタイプのようだ。1700メートルの距離に対応するため中間は長い距離を乗りこなしており、スタミナ面の心配はいらない。

▲9 スターオブケリー(浦和・繁田健一厩舎)は東海クイーンカップから中2週、2度目の長距離輸送と懸念すべき点はあるが、名古屋のタフな馬場で逃げ粘ったことは評価できる。2番手からでも競馬ができそうだが、外枠からもまれない形で運べると好勝負になりそうだ。

☆2 データアナリシス(高馬元紘厩舎)は東海クイーンカップでは結果が出なかったが、外々を回らされるタフな競馬が合わなかった。2走前には1870メートルで2着に入ったようにスタミナの心配はなく、地元の園田ならテンから動いて行ける。好枠を引いたことで内を走れることも好材料になる。

△3 ケウ(川崎・林隆之厩舎)は佐賀ル・プランタン賞の勝ち馬で現在グランダム・ジャパン3歳シーズンの首位タイに立つ。580キロ前後の大型馬で園田の小回りに対応できるかどうかが鍵になるが、大型馬のわりには俊敏さがありカバーできる要素はある。

△12 トウケイラオフェン(永島太郎厩舎)はJRA遠征では結果が出なかったが、心房細動の影響があった。すぐに回復して乗り込みはできており、影響は心配しなくていいだろう。2歳時にはJRA認定でニネンビーグミに勝った実績があり、大一番でも侮れない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→8・9・2・3・12(5点)
3連単(1軸流し) 5→8・9・2・3・12(20点)

のじぎく賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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