レース展望・予想

外枠でもヘリオスの重賞初制覇に期待「かきつばた記念」(名古屋競馬)

2022/05/03

5月3日(祝・火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第24回かきつばた記念JpnIII」(名古屋競馬場1500メートル)。

名古屋のゴールデンウィーク恒例の大一番に、今年もJRA、地方の名うてのスプリンターたちがスタンバイ。ハンデ戦のレース性質もあって激しいV争いが繰り広げられるが、軸に期待したのは好調をキープする◎12 ヘリオス(セン6、JRA・寺島良厩舎)。昨秋のリステッド、オープンを2連勝し、1月の根岸ステークスGIIIで価値のある2着に粘ると、さらに地方初遠征の前走・黒船賞JpnIIIでもしぶとさを発揮。現在、4戦連続連対中で、持ち前の先行力、粘りは高く安定する。小回り、平坦の地方コースはセールスポイントの先行脚質にもちろんフィットする。2度目の地方遠征も上積み材料。前走の1馬身差はイグナイターの上手いレース運びに屈した印象も強い。外枠スタートだが流れに乗って前々のレース運びができれば、念願の重賞初制覇へ期待は高まる。

最大ライバルはもちろん、大会3連覇がかかる○3 ラプタス(セン6、JRA・松永昌博厩舎)。前走・黒船賞JpnIIIのまさかの6着失速はマイナス11キロの馬体減が影響したのか、それともいつもより深い高知の馬場が合わなかったのだろうか。答えはレース後に出そうだ。

勢い、枠順の利は絶好の1枠を引いた▲1 イグナイター(牡4、兵庫・新子雅司厩舎)。暮れの兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで軽ハンデを生かし、中央勢相手に3着と善戦したが、黒船賞JpnIIIでは待望のJRA勢撃破にも成功。4000勝ジョッキー・田中学騎手の好プレーも大きかったが、インを鮮やかに抜け出したセンスと力の走りは際立った。ハンデ戦に変わり、前走結果から相対的に有利なハンデでもある。2017年トウケイタイガー以来の地方馬Vも十分だろう。

展開、流れがカギも先行激化なら△2 タガノビューティー(牡5、JRA・西園正都厩舎)に出番が到来。初の地方遠征も破壊力のある末脚はメンバー屈指だ。

穴は△10 ピンシャン(牡5、JRA・森秀行厩舎)。前走はもまれて見せ場なく終わったが、注文通り先制できれば一変あっても驚けない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔1・2・3・10(8点)
3連単(フォーメーション) 12→1・2・3・10→1・2・3・10 1・2・3・10→12→1・2・3・10(24点)

かきつばた記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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