レース展望・予想

前走圧勝プレゼンスが中心「湖南賞」(金沢競馬)

2022/04/19

4月中は毎週日、火曜に開催されている金沢競馬。19日(火)のメインカードは第10レースの「湖南賞」(B1級準重賞、金沢競馬場1700メートル)で、今年開幕戦からB級で好走している好調馬が顔をそろえました。ここを勝てば百万石賞トライアル「利家盃」(5月15日、2000メートル)への優先出走権が与えられます。

◎3 プレゼンス(セン8、加藤和宏厩舎)は冬休み明けの開幕戦こそ、先に仕掛けたアイスミディを捕らえきれず2着に敗れましたが、前走は3コーナー内から伸びて逃げた馬に並び駆けると、直線入口で振り切って抜け出し、5馬身引き離す独走状態でした。昨夏に中央2勝クラスから転入してきていきなり4連勝した頃は、持ち前のスピードで押し切る一辺倒なレースぶりでしたが、昨年終盤から控えるレースを試みるようになって、ようやく勝利をつかみました。まだ1700メートル戦での勝ち星はありませんが、折り合い面で問題がなくなった今の状態なら、このB1級準重賞タイトルを手土産にA級復帰が果たせそうです。

○2 スノームーンライト(牡4、佐藤茂厩舎)は昨秋に中央未勝利から転入後、8戦7勝、2着1回とほぼパーフェクトな成績でここまで駆け上がってきました。開幕戦は冬休み明けもあってゴール寸前で一杯になり、外から伸びてきた勝ち馬に並ばれてクビ差敗れましたが、前走は後続を引き連れながら逃げて4コーナーを先頭で回ると、直線半ばで2馬身以上突き放す強い勝ちっぷりでした。中1週でもここへ挑んできたのは勝算があってのもので、金沢に来て初の1700メートル戦となりますが、前走と同様にスローペースの逃げに持ち込んで4コーナーを先頭で回ることができれば、後続の追い上げを抑え込んでしまうかもしれません。

転入初戦を逃げ切った▲6 オーケーゴールド(牡5、佐藤茂厩舎)もかなりのスピードを秘めていそうです。中央未勝利や南関東では2着が最高でしたが、金沢では手綱を抑えたままで2コーナーで先頭に立つと、3コーナーで後続を引き離し、そのまま直線独走状態で押し切ってしまいました。前走後は負傷もあって1カ月ほどレース間隔は空きましたが、追い切りは3本も消化していて調整に抜かりはありません。1700メートルに距離は延びますが、550キロ近い雄大な馬体からこなせるパワーはありそうで、ペースを握るスノームーンライトに食い下がっていければ、連絡みできるチャンスがありそうです。

△1 シップーコウライ(牡10、鈴木正也厩舎)は今年開幕戦から2、1、1着と好調で、年齢的な衰えは見られません。1700メートル戦は2年前のA2級一組で2着に連対しており、今回も直線の追い比べ勝負になるなら外から伸びてきそうです。

△5 カネコメヒカル(牡6、佐藤茂厩舎)も末脚の鋭さには定評があります。前に行った馬が止まらなかった前走は7着に敗れましたが、これまで3着以内を外していない1700メートルに距離が延びるのは歓迎です。先行した馬たちが崩れる展開になるなら巻き返しがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔2・6・1・5(8点)
3連単(フォーメーション) 3→2・6・1・5→2・6・1・5 2・6・1・5→3→2・6・1・5(24点)

湖南賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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