レース展望・予想

重賞勝ち馬不在で混戦模様「ル・プランタン賞」（佐賀競馬）

2022/04/10

10日（日）佐賀競馬メイン第5レースは重賞「第21回ル・プランタン賞」（3歳牝馬・地方全国交流、佐賀競馬場1800メートル）。

◎7 ケウ（川崎・林隆之厩舎）は、前走のテンペスタース特別（1月31日、川崎1400メートル）では後方から向正面で一気に位置取りを上げていき、4コーナーで先頭に立つと2着に6馬身（1秒3）差をつける圧勝でした。まだキャリア3戦で、前走が初勝利ですが、今回は重賞勝ち馬が不在のメンバー構成だけに、優勝争いに加わる余地はありそう。鞍上の岡村健司騎手は佐賀競馬場での期間限定騎乗で花吹雪賞（18年）を勝利するなど活躍。久しぶりの佐賀重賞勝利のチャンスとなりました。

○9 ニフティスマイル（兵庫・田中一巧厩舎）は、11月に2歳初出走（園田1400メートル）を勝利。その後の3戦は未勝利ですが、前々走の兵庫クイーンセレクション（1月20日、姫路1400メートル）では勝ち馬とハナ差の2着でした。それ以来2度目の重賞挑戦となり、再度の優勝争いが期待されます。

▲5 ザビッグレディー（佐賀・三小田幸人厩舎）は、年明けから3走は中距離戦を使われ、佐賀若駒賞（1月5日）と竜門峡特選（2月5日）を勝利しています。前走の1400メートルの飛燕賞（3月6日）では、ムーンオブザクインにクビ（コンマ1秒）差の惜敗。中距離に戻る今回、佐賀の大将格として優勝争いまで期待したいところです。

そのほか、鞍上に兵庫の下原理騎手を起用した△1 クレウーサ（浦和・小澤宏次厩舎）、前走で中距離戦初勝利を挙げた△3 ブルーデイジー（佐賀・真島元徳厩舎）らにも上位争いの期待がかかります。

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馬単（ボックス）　7・9・5（6点）
3連単（フォーメーション）　7・9・5→7・9・5→7・9・5・1・3（18点）

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（文／上妻輝行）


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