レース展望・予想

重賞勝ちクロールキックが再転入「スプリングカップ」(水沢競馬)

2022/04/03

4月3日(日)、2022年度岩手競馬の開幕初日を飾る水沢競馬のメイン第11レースは3歳重賞「第47回スプリングカップ」(水沢競馬場1600メートル)。

◎1 クロールキック(牡、千葉幸喜厩舎)は北海道代表で南部駒賞へ参戦し2着から、そのまま岩手入り。重賞・寒菊賞を4馬身差で圧勝し、能力の違いを見せつけました。続く金杯は取り止めとなり、南関東へ移籍。初戦のはずだった雲取賞は競走除外。クラシックトライアルは3番手から失速し12着に終わりましたが、自身にはいい経験になったはず。冬期間、南関東でレースを使って再転入は好走するケースが数知れず。好発進を決め、岩手一冠目・ダイヤモンドカップへ弾みをつけたいところでしょう。

○4 グットクレンジング(牡、板垣吉則厩舎)は北海道3戦1勝から高知へトレード。2勝、2着2回の成績を残し、重賞・金の鞍賞では半馬身(0秒1)差2着に惜敗しました。その後、南関東へ移籍して3歳特別8着から転入。約2カ月ぶりの実戦ですが、順調に乗り込まれて勝ち負け必至。

▲9 サンエイブレーヴ(牡、菅原勲厩舎)はデビュー2戦目を勝ち上がって以降、白星から遠ざかっていましたが、水沢に替わった途端1着。寒菊賞でも2着を確保してシーズンを終了しました。冬休み明けの前走、3歳A級戦を完勝。反応の良さも目につき、一段とパワーアップ。

△7 リュウノガルシア(牡、板垣吉則厩舎)は詰めの甘さに課題を抱えていますが、ひと叩きされて一変の可能性十分。

△8 エイシンリュージュ(牡、櫻田浩樹厩舎)は北海道デビューで兵庫1勝ながら2着8回と安定度一目。

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馬単 1→7 (ボックス)1・4・9(7点)
3連単(フォーメーション) 1・4→1・4・7・9→1・4・7・8・9(18点)

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(文/松尾康司)


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