レース展望・予想

ツクバクロオーの今季始動戦に注目「桃花特別」（水沢競馬）

2022/03/29

29日（火）水沢競馬メイン第11レースは「桃花特別」（A級一組、水沢競馬場1600メートル）。

◎6 ツクバクロオー（牡7、伊藤和忍厩舎）は中央ダート3勝から高知へ移籍。6勝をマークして一昨年、重賞・福永洋一記念を優勝しました。岩手入りは昨年12月、トウケイニセイ記念。約4カ月半の休養明けでしたが、ヒガシウィルウィン相手にコンマ4秒差3着。続く桐花賞は残念ながら競走取り止め。今回は約3カ月半ぶりの実戦ですが、久々を苦にしないタイプ。ロージズインメイ産駒は岩手で活躍馬が多数。今季初出走のハンデをはねのけ、好発進を決めるか注目。

○3 リリーモントルー（牡8、村上実厩舎）は昨年5月、中央2勝クラスから転入。いきなり3連勝を飾り、重賞・青藍賞でも3着を確保しました。馬券対象から外れたのは芝・岩手県知事杯OROカップ、マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIのみ。年をまたいで2連勝中と自慢の切れが冴え渡っています。有力馬が休み明けに対し、実際に勝っているのが強み。3連勝に王手をかけました。

▲8 ゴールデンヒーラー（牝4、佐藤祐司厩舎）は昨年、岩手3歳牡馬三冠挑戦のほか重賞3勝。最優秀牝馬に選ばれました。今回は昨年12月の船橋・クイーン賞JpnIII以来の実戦ですが、成長を続ける4歳馬。今後を占う意味でも重要な一戦です。

△9 タイセイブラスト（牡9、佐藤雅彦厩舎）は前走3着でしたが、勝ったサーティグランドが強烈すぎたため。ひと叩きされて反撃に転じて当然でしょう。

△2 レールガン（牡5、佐藤浩一厩舎）は休み明けの前走は6着でしたが、メンバー2番目の上がりを披露。

△4 スカイサーベル（牡8、小林俊彦厩舎）は春の活躍が目につきます。

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馬単　6→9　（ボックス）6・3・8（7点）
3連単（フォーメーション）　3・6→3・6・8・9→2・3・6・8・9（18点）

桃花特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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