レース展望・予想

気配一変ディロスが主役(金沢競馬)

2022/03/27

金沢競馬は今週も通常の日、火曜日で開催されます。3月27日(日)の注目カードは第10レースで争われる、B2級四組(金沢競馬場1500メートル)です。

開幕から高知からの転入馬の活躍が目立ちますが、このレースも高知から移籍してきた元中央2勝馬がどんな走りを見せるか注目されます。

◎5 ディロス(セン7、加藤和宏厩舎)は3歳春までに中央の芝の短・中距離で2勝を挙げており、6歳になって移籍した高知でもC3クラスで4勝しています。中団位置から早めにコーナーを駆け上がって先頭へ抜け出し、直線押し切ってしまうのが勝ちパターンで、よどみなくペースが流れる金沢の馬場は合いそうです。2月中旬に金沢に来た頃はまだ動きも硬くて疲れが見えましたが、乗り込むごとに馬体も引き締まってきて、追い切り気配は一変しています。B2級からのスタートなら力負けはしないはずで、初戦から機動力の違いを発揮できそうです。

○10 マイネルレイヨン(牡4、菅原欣也厩舎)は昨終盤大井から転入してきて5戦連続で連対を外さない走りを続けていましたが、開幕戦ではスタートからの行きっぷりがもうひとつで中団追走いっぱいの6着に敗れました。しかし今回は追い切り気配が上向いており、冬休み明け2走目なら巻き返しがありそうです。もまれる心配がない大外枠に入ったのも歓迎で、逃げた馬に食い下がっていければ流れ込みが図れそうです。

▲4 コウエイスパークル(セン6、加藤和宏厩舎)は、開幕戦から持ち前のしぶとい差し脚を伸ばして2着と順調な滑り出しを見せました。前走からあまりレース間隔がないため軽めの調整ですが、引き続き同じクラスで走れるのは有利。ディロスが早めに先団を交わして後続を大きく引き離す展開になるなら混戦の次位争いから再び抜け出してきそうです。

△9 シルヴァーメテオ(牡8、加藤和宏厩舎)は冬場に移籍していた高知では苦戦が続いていましたが、金沢に戻ってきての開幕戦では1番人気馬にアタマ差競り勝って、5年以上ぶりとなる白星を飾りました。やはり金沢の軽い馬場の方が先行するのは容易で、B2級にクラスが上がっても前走のようにもまれずに外め好位から運べれば再度好勝負ができそうです。

△6 ダレモカレモ(牡7、高橋優子厩舎)は開幕戦で5着でしたが、冬休み明けをたたかれた今回はもう少し動けそうです。昨年はコウエイスパークルともそれほど差のない走りを見せていただけに、連絡みがあっても不思議ではありません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔10・4・9・6(8点)
3連単(フォーメーション) 5→10・4・9・6→10・4・9・6 10・4・9・6→5→10・4・9・6(24点)

B2級四組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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