レース展望・予想

スターフジサンが決め手の違いを見せる「若駒賞」(金沢競馬)

2022/03/20

今週から金沢競馬は通常の日、火曜日開催に戻り、3月20日(日)のメインカードは第10レースで争われる3歳馬による準重賞「若駒賞」(3歳、金沢競馬場1500メートル)です。2歳時から重賞の常連で、開幕戦から上位争いを演じて見せ場を作ったスターフジサンとキープクライミングが今年初白星をかけて直線対決します。

◎4 スターフジサン(牝、加藤和義厩舎)は開幕戦の3歳A1で、先に抜け出したスーパーバンタムに4コーナー内を突いて並び駆けようとしましたが、直線半ばで突き離されてしまい2着でした。競り合ったスーパーバンタムと直線で脚色が一緒になってしまい抜くことができませんでしたが、4コーナーを駆け上がってきた勢いは勝ち馬を上回るものでした。今回は中5日となり、名古屋遠征で減らしてしまった馬体重がさらに減少するのは心配ですが、450キロ台をキープできれば、この顔触れなら決め手の違いを見せて抜け出せそうです。

○2 キープクライミング(牝、中川雅之厩舎)は開幕戦の3歳A1で3着でしたが、後方から一気に脚を伸ばして上位争いに加わり、ゴール前ではスターフジサンを1馬身差まで追い詰めました。冬休み明けからこれだけ動けたのは収穫で、6頭立ての少頭数なら位置取りも前走ほど後ろになることはありません。スターフジサンを前に見ながらレースを進めて、早めに動くことができれば、堅実な末脚で差し切りも十分あります。

▲5 オーミロゼッタ(牝、中川雅之厩舎)は開幕戦の3歳A1で、冬休み明けでも仕上がりが良かったことから3番人気に推されましたが、後方から伸び切れず5着でした。昨年終盤に2連勝して本格化の兆しを見せましたが、現状では重賞でもまれていた上位2頭に比べるとまだ力の差はあります。しかしひと叩きされた効果で変わり身は見込めそうで、早めのエンジン始動が可能なら直線内から伸びてくるシーンも考えられます。

△6 フォーミデブル(牝、金田一昌厩舎)は3月上旬から乗り込みが目立っていて、開幕戦から先手を奪って逃げ切る快走劇を披露しました。相手が強くなりましたが、仕上がりの良さで前残りが図れそうです。

開幕戦は後方追走一杯に終わった△1 ウインイノセンス(牡、高橋俊之厩舎)も馬格の良さは引き続き目に付きます。最内枠から積極的に運べるなら、変わり身があるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔2・5・6・1(8点)
3連単(フォーメーション) 4→2・5・6・1→2・5・6・1 2・5・6・1→4→2・5・6・1(24点)

若駒賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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