レース展望・予想

川田騎手とのタッグで連覇狙うクリンチャー「名古屋大賞典」(名古屋競馬)

2022/03/10

3月10日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは、中日新聞杯「第45回名古屋大賞典JpnIII」(名古屋競馬場1900メートル)。

実績ナンバーワンで昨年の覇者◎7 クリンチャー(牡8、JRA・宮本博厩舎)がもちろんV最短だ。菊花賞GI・2着など華麗な芝キャリアを誇るが、一昨年2月にダートへ路線変更。転向当初こそ詰めの甘さも見せたが【3・5・2・4】と優秀な成績を残している。昨年からは地方ダートグレードを主戦場にし、昨年の名古屋大賞典JpnIIIでは鮮やかに抜け出し、3馬身差の完勝劇で仕留めてみせた。その後、帝王賞JpnI・3着、暮れの大一番・東京大賞典GIでは価値のある2着。ダートのトップ戦線でも活躍するように、明らかにワンクラス上の実力の持ち主だ。約3カ月ぶり実戦だが休養先で乗りこまれ、最終追い切りの動きは上々。臨戦態勢は整ったムードだ。好相性を誇る川田将雅騎手とのタッグで連覇を狙う。

一番のライバルは○10 ケイアイパープル(牡6、JRA・村山明厩舎)。ヴェルテックスの決め脚に屈したが暮れの名古屋グランプリJpnIIで2着、そして前走の佐賀記念JpnIIIをひとまくりで仕留め、待望の重賞ホルダーに仲間入りした新興勢力。もまれ弱く、外枠時に好成績を残すタイプにとって7枠スタートは願ったり。クリンチャーとの重量3キロ差を生かして逆転をうかがう。

東京大賞典GIは6着に終わった▲6 アナザートゥルース(セン8、JRA・高木登厩舎)も軽視できない。チャンピオンズカップGIでは3着に粘り込み、当地のダートグレードで2戦とも3着に食い込む地力派。先行有利なコース適性を生かして粘り込りたい。

佐賀記念JpnIII・2着で地力強化を示した△3 アメリカンフェイス(牡5、JRA・戸田博文厩舎)は名古屋の第一人者・岡部誠騎手とのコンビ結成が上積み材料になる。

地方勢では△4 ジンギ(牡6、兵庫・橋本忠明厩舎)に期待がかかる。昨年は4着に留まったが、その後は地元の重賞戦線で4勝、2着1回。オール連対を果たし、充実一途。注文通り先行できれば難敵・中央勢相手でもあっと言わせるか。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔3・4・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→3・4・6・10→3・4・6・10 3・4・6・10→7→3・4・6・10(24点)

名古屋大賞典の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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