レース展望・予想

勢いに乗るタガノカリュウドが中心「小野市白雲谷温泉ゆぴか特別」（園田競馬）

2022/03/03

3日（木）の園田競馬メイン第11レースに「小野市白雲谷温泉ゆぴか特別」（A2B1、園田競馬場1870メートル）が行われる。

◎10 タガノカリュウド（牡5、松平幸秀厩舎）は先週の兵庫ウインターカップにも登録があったように調子は絶好調。ここ2走の末脚を見る限り、A2が相手でも通用するレベルにある。しかし「あまり構えすぎるとハミを強く取り過ぎる」と松平幸秀調教師は話しており、今回はこれまでよりもある程度前めの位置を奪って競馬を進めるだろう。相手はそろったが、好位から力でねじ伏せる競馬を期待したい。

○4 ナナカマドカ（牝6、田中範雄厩舎）は3コーナーあたりから動かないと気を抜くタイプ。前走の姫路では外から被せられて思うように進めず少しチグハグな結果になってしまった。園田の内枠はこの馬にとって絶好の条件で巻き返してくるだろう。

▲7 シェナキング（牡4、山口浩幸厩舎）はA2で2、3着と少し壁に当たっている印象を受けるが、前走は少し間隔が空いた影響で反応が鈍かった。今回は中3週で上積みが見込める。ロングスパートで上位進出を狙う。

☆6 クレモナ（牝4、長倉功厩舎）は牡馬に混じっても力負けしておらず、昨年の最優秀牝馬として着実に成長を遂げている。今回は55キロとなるが、近走内容からも大きな影響はなさそうだ。

△2 スパイスマジック（セン7、田中一巧厩舎）は転入初戦で6着だったが、3コーナーで前が詰まる不利がありながら最後に盛り返してきており、陣営はいい手応えをつかんでいる。1度叩いたことで状態は上がっており一変がありそうだ。

△11 エイシンルカーノ（牡8、坂本和也厩舎）は中央時代には芝を中心に使われていたが、初勝利はダートだった。直前の追い切りの動きは良くなっており、実績面を考慮すれば侮れない1頭だ。

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馬単　10→4・7・6・2・11（5点）
3連単（1軸流し）　10→4・7・6・2・11（20点）

小野市白雲谷温泉ゆぴか特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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