レース展望・予想

A2級ならデビルスダンサー実績上位「マーチ特別」(金沢競馬)

2022/03/14

3日間連続開催で幕開けした2022シーズンの金沢競馬は、3月14日(月)に2日目が行われます。メインカードは最終第12レースで争われる「マーチ特別」(A2級一組、金沢競馬場1700メートル)になります。

◎6 デビルスダンサー(牝5、金田一昌厩舎)は昨最終戦のA1級一組で末脚不発に終わって7着に敗れましたが、シャープな差し脚を武器に、昨年5月に中央1勝クラスから転入してからA2級(混合戦含む)で2勝、A1級でも2着に連対する活躍を見せました。冬季期間中は自厩舎で休養していましたが、早い時期から乗り込みを開始され、追い切りを2本消化して出走態勢は整っています。当地で連対しているのはすべて1700メートル戦で、開幕戦から相性がいい距離を走れるのは歓迎。先団を射程圏にとらえながらレースを進めることができれば、直線一気に抜け出してきそうです。

○2 トリプルプレイ(牝5、加藤和義厩舎)は中団から堅実に伸びてくるタイプで、昨年6月に笠松から転入後はC1級からB1級までクラスを上げて、順調に力をつけてきました。冬場も休まずに笠松で使われ、1400メートル戦で白星を飾るなど掲示板を外さない走りを続けています。冬休み明けの馬に比べて仕上がり面は優位で、追い切りでも馬なりで余裕がある動きを見せています。金沢に来て1700メートル戦は初めてとなりますが、中央未勝利時に2着と連絡みしている実績があり、初めて走るA級のペースに戸惑わなければ、堅実な差し脚を発揮して上位争いに加わってきそうです。

高知から転入してきた▲10 グシチャンノカゼ(セン5、加藤和義厩舎)も併せ馬で追い切られて意欲的です。北海道2勝馬でその後移籍した高知では順調さを欠いたこともあって連対はできませんでしたが、長い距離のレースが多い金沢なら持ち味のしぶとい先行力が生かせそうです。1700メートル戦でも門別で2着に入った実績があり、外枠からスムーズに先行できれば流れ込みが図れそうです。

中央1勝クラスから転入してきた△5 ナーラック(牝5、金田一昌厩舎)も不気味です。追い切りでは太め残りの馬体ながら反応の良さを見せています。中央ではダート短距離戦を主に使われていて、金沢に来て距離が延びてどうかですが、1勝クラスでも先行していたスピードは魅力。転入初戦から見せ場を作り、立ち直るきっかけをつかみたいところです。

△4 ディセントファミリ(牡7、加藤和宏厩舎)はA2級にクラスが下がれば決め手の違いを発揮できそうです。冬休み明けでも追い切りを消化できなかった不安はありますが、1700メートル戦での連絡みも多く、警戒は必要でしょう。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔2・10・5・4(8点)
3連単(フォーメーション) 6→2・10・5・4→2・10・5・4 2・10・5・4→6→2・10・5・4(24点)

マーチ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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