レース展望・予想

1900mへの延長歓迎スキルショット「スプリング特別」(金沢競馬)

2022/03/29

通常の日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。3月29日(火)のメインカードは第9レースの準重賞「スプリング特別」(A1級二組・A2級、金沢競馬場1900メートル)で、勝ち馬には4月24日に行われる重賞「金沢スプリングカップ」への優先出走権が与えられます。

◎1 スキルショット(牡5、高橋俊之厩舎)は、昨年終盤に中央1勝クラスから転入してきて2、3、4着と勝ち切れていませんが、前走の開幕戦でもゴール前で4頭横並びの首位争いを演じており、着差ほどレース内容は悪くありません。金沢ではまだ1500メートル戦しか走っていませんが、中央1勝クラスではダートの2100メートル戦ばかり使われていたことから、1900メートルに距離が延びるのは歓迎です。冬休みをひと叩きされて、追い切りの動きもダイナミックになっており、距離条件が好転したここでしっかり勝って、重賞初挑戦を果たしたいところです。

○7 キングジャガー(牡8、金田一昌厩舎)は笠松A級から移籍してきて、転入初戦から接戦の首位争いに加わりました。ゴール前で力尽きて5着でしたが、4着だったスキルショットとはクビ差で、道中追い通しの手応えながらも直線でひと伸びしたのは、岩手をはじめ大井や高知で計12勝を挙げた底力を感じました。まだ余裕があった馬体から、ひと叩きれたことで絞れてくれば、もうひと伸びできそうです。追走に手こずっていたことから、ペースが落ち着く1900メートルの距離は合いそうで、中団で脚をためて、勝負どころから上がって行ければ、再び上位争いができそうです。

▲2 エイシンホープ(牝6、佐藤茂厩舎)は開幕戦のA1級二組でも2着と好走し、冬休み明けからしぶとい先行スピードを発揮しました。ゴール寸前で外から伸びた勝ち馬に交わされましたが、スキルショットやキングジャガーには最後まで抜かせませんでした。好調さで今回も人気になりそうですが、1900メートル戦ではまだ連対した実績がありません。昨年も開幕戦で2着に入り、このスプリング特別で1番人気に推されましたが、6着に敗れています。今年も距離克服がポイントになりますが、マイペースの逃げに持ち込めれば、前々で踏ん張っても不思議ではありません。

△8 クールシャイン(牡5、鈴木正也厩舎)も開幕戦のA1級二組で3着とエイシンホープに食い下がっていました。金沢では1900メートル戦は初めてとなりますが、中央未勝利時にダートの1800、2000メートル戦で馬券に絡んでいた実績があるだけに、外め好位からスムーズに運べるなら、再び流れ込みが図れそうです。

△5 タラニス(牡7、中川雅之厩舎)もやや距離が長い感じはしますが、笠松から戻ってきてからの仕上がりは良く、コースの内々を回れるなら上位進出もありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔7・2・8・5(8点)
3連単(フォーメーション) 1→7・2・8・5→7・2・8・5 7・2・8・5→1→7・2・8・5(24点)

スプリング特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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