レース展望・予想

重賞初挑戦で制覇なるかタイキメサイア「マイル争覇」(名古屋競馬)

2022/01/20

1月20日(木)の名古屋競馬メイン第10レースは「第27回マイル争覇」(名古屋競馬場1600メートル)。

実力派ぞろいも展開に注文の付き、一長一短ある馬たちが多い。初めての重賞挑戦だが新興勢力◎7 タイキメサイア(牡7、藤ケ崎一人厩舎)がいきなり通用してもおかしくない。転入初戦の前走も手探り面や不安材料が多かった。しかし終わってみれば、悠々7馬身差をつける快勝で飾った。手ごろな構成のA級3組特別だったが、不利な大外枠から二の脚の速さで先制すると主導権を握り続け、直線入口からは流してゴールに楽々と飛び込んだ。デビュー以来初の1800メートルを克服する価値ある勝利で転入戦を仕留めたのは、中央2勝馬の地力でもあった。ひと叩きされたことで、最終追い切りの気配はアップし、軽快な脚さばきを披露。なによりコンビを組む岡部誠騎手も好感触を抱く。一気にハードルは高くなったが、多くの面で上積み材料がある2走目。狙ってみる価値アリだ。

底力ある○2 キーグラウンド(牡8、川西毅厩舎)は成績ひと息に終わった東海ゴールドカップ同様、内枠克服がポイントになる。好走パターンが外枠時に多く、もまれるとよくないタイプ。諸刃の剣とも言える差しタイプの名古屋マイルの内枠スタート。スムーズに流れに乗れるかが、好走へのカギだ。

名古屋3歳三冠馬▲3 トミケンシャイリ(牡4、竹下直人厩舎)は近走成績がいまいちでもやはり軽視はできない。スタート直後につまずいた11月の園田・楠賞から競走リズムが狂っているが、昨年8月にはすでに古馬オープンを撃破した実績派。好走パターンの先行態勢を築けば鮮やかに変身していい。

またハナがベストフォームなのが△8 ゴールドリング(牝6、塚田隆男厩舎)、△5 タイガーアチーヴ(牡6、原口次夫厩舎)。ともにモロさが同居するタイプだが、注文通り主導権を握れば大仕事は十分。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔2・3・5・8(8点)
3連単(フォーメーション) 7→2・3・5・8→2・3・5・8 2・3・5・8→7→2・3・5・8(24点)

マイル争覇の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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