レース展望・予想

古豪ノボバカラが地方重賞初参戦「白銀争覇」（笠松競馬）

2022/01/13

1月13日（木）の笠松競馬メイン第10レースは「第27回白銀争覇」（笠松競馬場1400メートル）。

北陸、東海、近畿の3地区交流のSP3だが、もちろん注目の存在は華麗なキャリアを誇る◎3 ノボバカラ（牡10、兵庫・柏原誠路厩舎）。3歳時からダートグレードで大活躍したトップスターだ。東海地区でも2016年のかきつばた記念JpnIIIを鮮やかに差し切っており、おなじみの存在。昨年は未勝利に留まったが、4月の東京スプリントJpnIIIで0秒2差4着と好勝負しており、まだまだ衰えてはいない。地方移籍初戦で7カ月ぶりの復帰戦だった前走は0秒5（3馬身）差2着。ただプラス27キロの大幅な馬体増が影響したようだ。環境慣れやひと叩き効果が期待できる移籍2戦目。なにより手ごろな構成の東海地区との交流重賞でもある。ワンランク以上違う能力とスピードをまざまざと見せつけたい。

逆転あれば、同じく兵庫からの遠征馬○7 ヘルシャフト（牡5、兵庫・橋本忠明厩舎）。中央3勝馬で、そのうちの1勝が伏竜ステークス（3歳オープン）の好素材。1年8カ月の長期休養後、兵庫に移籍し、オープン2戦で3、5着。ただ着差を縮めて上り調子にある。走りごろの復帰3戦目。鮮やかに変身しても驚けない。

地元勢では▲6 イルティモーネ（セン9、田口輝彦厩舎）に期待がかかる。岩手では成績ひと息も兵庫在籍時はトップシーンで活躍した地力派だ。当地転入後、A級2組特別Vに前走のオープンで連対と復調モード。重賞参戦でも軽視できない。

前走は笠松グランプリ挑戦で崩れたが相手なりに走れる△10 ニホンピロヘンソン（セン6、川嶋弘吉厩舎）も侮れない。

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馬単（マルチ）　3⇔6・7・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　3→6・7・9・10→6・7・9・10　6・7・9・10→3→6・7・9・10（24点）

白銀争覇の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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