レース展望・予想

混戦だが軸はヤマニンパジャッソ「迎春特別」（笠松競馬）

2022/01/11

1月11日（火）の笠松競馬メイン第10レースは「迎春特別」（B級1組、笠松競馬場1800メートル）。

上位馬の評価差わずかで激戦ムードだが、◎6 ヤマニンパジャッソ（牡5、森山英雄厩舎）が一番軸馬にふさわしい。B級昇級後も3戦して2連対とセールスポイントの先行力を披露。5着に終わったとは言え、強敵A級馬との混合戦の2走前も変わらず積極的なレースで臨んでいる。前走のB級3組では好位から早めの抜け出しでしっかり人気に応えた。降雪で前回が競走取り止めになったが中間ムードは特に変わっていない。中央在籍時以来で当地初の距離1800メートルになるが、強敵ぞろいの1組特別でもの期待がかかる。

ライバルは○8 シュゴテンシ（牡5、山際孝幸厩舎）。9月の開催再開後、7戦連続して馬券貢献する抜群の安定感の持ち主だ。前走の同距離のB級1組特別3着は初距離が微妙に響いた印象だった。2度目の笠松1800メートル戦でクラス慣れも見込める。前進が可能。

勝ち馬とは着差があったが前走のA級2組特別で価値ある2着に突っ込んだ▲3 ネコマヒカ（牡7、伊藤強一厩舎）も高評価が必要。中央時の主戦場が中距離と2強よりも距離適性が高い。また2走前のB級2組では最後方から豪快に突き抜けたように好調度も光っている。直線の追い比べに持ち込めば勝ち負けだ。

△4 ゴルトグルーベ（セン7、後藤佑耶厩舎）は10月のB級2組ではヤマニンパジャッソを捕らえて差し切った地力派。軽視はできない。

勝ち切れないレースが続くが岡部誠騎手が騎乗する△7 ダルマワンサ（牡5、田口輝彦厩舎）も警戒したい。

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馬単（マルチ）　6⇔3・4・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　6→3・4・7・8→3・4・7・8　3・4・7・8→6→3・4・7・8（24点）

迎春特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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