レース展望・予想

ホウオウテーラー試金石「尾張名古屋杯」(名古屋競馬)

2022/01/03

1月3日(月)の名古屋競馬メイン第10レースは「尾張名古屋杯」(C級、名古屋競馬場1600メートル)。

クラスはC級も、企画レースの準重賞。ハイレベルな一戦だが、決め脚シャープな◎8 ホウオウテーラー(牡4、藤ケ崎一人厩舎)に未知なる魅力と可能性を感じる。中央からデビュー戦後に転入し4戦3勝。3勝すべてを3馬身以上差の完勝で仕留める決め脚自慢だ。唯一負けた3走前は初の特別戦。しかも先行有利の馬場状態の中、追い込み届かず4着に敗れたもので、当地ではまだ走りに底を見せていないと言える。控える競馬をいとわず、前走のように逃げ切る先行力もある。自在性があって、折り合いにも注文はつかず、初のマイルも不安がない。メンバーが大幅に強化され試金石だが、コンビは3戦無敗で東海地区の絶対リーディング岡部誠騎手。当然、勝ち負けの期待がかかる。

○3 サンデーグラス(牡4、今津博之厩舎)は絶好の内の3番枠スタートが大きくプラスに作用。休養前に3歳1組Vを含め、3連勝した実績の持ち主で、休み明けをひと叩きした2走目の上積みも加わる。先制しやすい有利な枠からロスなく運んで押し切りを狙う。

一方、外枠8枠スタートがカギになるのが▲11 ノビルメンテ(牝5、塚田隆男厩舎)。先行タイプにとって前団位置を占めるのにロスの大きい、フルゲートの外枠11番スタートは明らかにマイナス。位置取りやスムーズに競馬を運べるかが好走ポイントになる。

2走前に強敵ぞろいのC級1組特別を完勝で仕留めた実力派△1 ゲットオン(牡4、塚田隆男厩舎)も有力なV候補。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔1・3・5・11(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・3・5・11→1・3・5・11 1・3・5・11→8→1・3・5・11(24点)

尾張名古屋杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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