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レース展望・予想
地力強化ヤマニンパジャッソ「ウインターアタック」(笠松競馬)
2021/12/27
12月27日(月)の笠松競馬メイン第12レースは「ウインターアタック」(B級・C級・オープン、笠松競馬場1400メートル)。
企画レースとあって当然ハイレベルで、激しいVバトルが予想されるが、同条件同距離で争われた9月のオータムアタックを完勝した◎9 ヤマニンパジャッソ(牡4、森山英雄厩舎)が一番軸にふさわしい。当時はC級だったが主導権を握って自分のペースでレースを運んで4馬身差つけて鮮やかに逃げ切った。B級昇級後も3戦して2連対と確実に地力アップに成功。5着に終わったが2走前は強敵A級との混合戦。むしろ積極的なレースで臨み、将来につながる負けと言えた。仕切り直し戦の前走B級3組を好位から早めの抜け出しでしっかり人気に応えて依然、好ムード。企画レース2連勝に期待がかかる。
強敵は○7 シュゴテンシ(牡4、山際孝幸厩舎)。9月の開催再開後、7戦連続して馬券貢献する抜群の安定感の持ち主。B級昇級後も高く安定した持ち前の先行力を披露する。前走B級1組特別の3着は当地初の1800メートルが微妙に響いた印象だ。9勝、2着2回、4着1回と得意の1400メートルに変わって互角の存在だ。
最近2走は展開が向かない面もあった▲10 ゴルトグルーベ(セン6、後藤佑耶厩舎)。だが10月のB級2組ではヤマニンパジャッソを捕らえ、差し切っている。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合。再度逆転をうかがう。
競馬再開後は勝ち切れないレースが続くが△4 ダルマワンサ(牡4、田口輝彦厩舎)は重賞ウイナーの実績派。やはり軽視できない。穴は前走改めて力を証明した△1 ナラ(牝5、伊藤勝好厩舎)の一撃。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔1・4・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・4・7・10→1・4・7・10 1・4・7・10→9→1・4・7・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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