レース展望・予想

連覇を狙うジンギが中心。王座は譲らない「園田金盃」(園田競馬)

2021/12/02

2日(木)の園田競馬メイン第11レースに、ファン投票&記者選抜「第64回園田金盃」(3歳以上定量、園田競馬場1870メートル)が行われる。

◎3 ジンギ(牡5、橋本忠明厩舎)は前走・姫山菊花賞では休み明けの影響か3コーナーからの反応にいつものような鋭さが見られなかったが、直線に入ってからは桁違いの瞬発力を見せて完勝だった。今回は叩き2走目で動きが一変しており、今年の最大目標である園田金盃へ向けて完璧に仕上がった。同厩舎の2頭がライバルになるだろうが、兵庫最強の座は譲らない。

○8 エイシンニシパ(牡8、橋本忠明厩舎)は今年、はがくれ大賞典(佐賀)を制して、兵庫県競馬における重賞最多勝となる13勝をマークした。また新春賞も制して同一重賞4勝という偉業も成し遂げているが、園田金盃は3年連続2着と縁がなく、是が非でも欲しいタイトル。年齢を重ねているがまだまだ衰えはなく、今年も順調に仕上がった。枠はもう少し内が欲しかったが、内に潜り込むことができれば上位争いは堅い。

このレースの鍵を握るのは▲11 テーオーエナジー(牡6、橋本忠明厩舎)。JRA時代に兵庫チャンピオンシップJpnIIを勝ち、一線級を相手に活躍を続けてきた。今年の10月に兵庫へ移籍してオータムカップ(笠松)を圧勝、JBCクラシックJpnI(金沢)8着と力はまったく落ちていない。こちらもレースを2回使って毛ヅヤが良くなっており、優勝候補の一翼を担う。

☆4 スマイルサルファー(セン3、渡瀬寛彰厩舎)は今年の兵庫ダービー馬。西日本ダービー制覇後は放牧先の坂路で乗り込まれて万全の状態に仕上がった。3歳馬の勝利は過去10年で2回あるが、兵庫ダービーと園田金盃を同一年に制した馬はおらず、偉業が懸かっている。

△6 メイプルグレイト(牡6、北野真弘厩舎)は短距離志向だが1700メートルの摂津盃で2着と距離は融通が利く。逃げ、2番手で競馬ができれば一発を狙える。

摂津盃を勝った△7 エイシンデジタル(牡6、新子雅司厩舎)も1870メートルは若干長いが、序盤から前が飛ばす展開になると末脚を発揮できる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 3→8・11・4・6・7(5点)
3連単(1軸流し) 3→8・11・4・6・7(20点)

園田金盃の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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