レース展望・予想

スピード全開ネオアマゾネス「霜月スプリント」(金沢競馬)

2021/11/30

3日間連続で開催されている今週の金沢競馬。11月30日(火)のメインカードは最終第10レースの準重賞「霜月スプリント」(A級、金沢競馬場1400メートル)です。金沢A級で短距離戦が行われる機会は少ないだけに、距離適性を見込んだスピード自慢が顔をそろえてました。

◎4 ネオアマゾネス(牝4、松野勝己厩舎)は前走の読売レディス杯で4着でしたが、スタートから先手を主張してペースを握り、3コーナーで勝ったハクサンアマゾネスに早めに交わされる苦しい展開ながらも、最後まで失速することはありませんでした。7月の金沢スプリントカップで大敗を喫してからややリズムに乗れていない印象がありますが、5月の徽軫(ことじ)賞でハクサンアマゾネスを抑えて逃げ切ったスピードから、もっと活躍できるはずです。今回は追い切りからブリンカー着用を試みており、レース中の集中力が増すなら、スタートからスピード全開で飛ばして、後続を振り切ってしまいそうです。

○5 デルタ(牝4、加藤和義厩舎)も前走は読売レディス杯に重賞初挑戦して7着と奮いませんでした。しかし1400メートル戦は8月下旬のA2級二組でケージーキンカメに競り勝ち、2走前のA1級三組でも4コーナーを先頭で回って3着と見せ場を作っています。追い切りでは変わらず悪くない動きを見せており、ベストな距離が舞台となる今回は、逃げるネオアマゾネスに食い下がっていければ、際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

▲10 トウショウデュエル(牡9、佐藤茂厩舎)は1カ月半ほどレース間隔が空きましたが、追い切りでは依然活気がある動きを見せています。昨年は百万石賞や中日杯など2000メートル以上の重賞で2着に連対しましたが、今年は1400メートルのJBCイヤー記念で3着まで追い上げてくるなど短距離戦での活躍が目立っています。もまれる心配がない大外枠に入ったのも歓迎で、勝負どころから一気にコーナーを駆け上がってくれば、直線伸びてきそうです。

△2 エイシンホープ(牝5、佐藤茂厩舎)も前戦地の兵庫で1400メートル戦を主戦場に置いていたことから、距離短縮は苦にしません。ここ2走は6、5着と敗れてますが、今回の顔触れなら上位争いに加われそうです。

△1 ファクタークニアキ(牡4、加藤和宏厩舎)は2連勝中とかつての勢いを取り戻しつつあります。これまでの1700メートル戦とは違って先手争いは激しくなりそうですが、得意な道悪馬場になるなら前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔5・10・2・1(8点)
3連単(フォーメーション) 4→5・10・2・1→5・10・2・1 5・10・2・1→4→5・10・2・1(24点)

霜月スプリントの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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