レース展望・予想

ヤマカツライデンとケージーキンカメの古豪対決「蜜柑賞」(金沢競馬)

2021/11/23

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。11月23日(祝・火)のメインカードは最終第10レースの「蜜柑賞」(A2級一組、金沢競馬場1700メートル)で、中央から転入後順調に勝ち星を重ねてA級に上り詰めた古豪同士の初対決が見ものです。

◎11 ヤマカツライデン(牡9、高橋優子厩舎)は中央5勝の元オープン馬で、昨秋に金沢へ来てから14戦12勝、2着1回と快進撃が続いています。連対を外したのは8月に盛岡へ遠征したせきれい賞の6着だけで、その後は3連勝中と再び強さを見せつけています。金沢で初めての1700メートル戦となった前走も後続を7馬身以上引き離す圧逃劇で、同じ距離の今回も早めに先頭に立ってペースを握ってしまえば、再び一方的なレース展開に持ち込めそうです。

対して〇7 ケージーキンカメ(牡10、鈴木正也厩舎)は長年中央2勝クラスで入着を重ねて、昨年末に金沢へ戻って来ました。復帰後は12戦7勝、2着4回、3着1回の活躍で、3歳時に古馬重賞の北國王冠や中日杯も勝った底力の違いを見せつけています。前走のA1級三組でも2着とA級に昇級すると勝ち星を飾れていませんが、距離が短かっただけで、1700メートルに距離が延びれば見直しは必要です。最近は好位で控えても直線ではきっちり伸びており、前を行くヤマカツライデンをにらみながらレースを進めることができれば、ゴール前で捕らえるシーンもあるかもしれません。

▲8 メジャーシップ(牡10、佐藤茂厩舎)もまだまだ元気いっぱいです。短期放牧に出されて前走は約3カ月ぶりの実戦でしたが、直線内からしぶとく追い上げて混戦の2着争いから抜け出しています。1700メートル戦の走破時計はヤマカツライデンの前走勝ち時計を上回るもので、改めて底力の高さを見せました。今回は中8日になりますが、直線追い比べの展開になるなら再び連絡みのチャンスがありそうです。

△4 プレゼンス(セン7、加藤和宏厩舎)は中央2勝クラスから転入後、4連勝した快速馬で、2走前のA2級二組ではケージーキンカメを抑えて逃げ切っています。その後は捻挫もあって休養を余儀なくされましたが、今月に入ってから急ピッチで乗り込まれ、ようやく出走態勢が整いました。休み明けからスピードが発揮できれば、古豪勢が相手でも好勝負ができるかもしれません。

△3 ノーブルレゼル(牡6、鈴木正也厩舎)も休みがちのローテーションですが、出走してくれば連絡みする確率は高いタイプです。前走のように早めに外へ持ち出して、勝負どころからコーナーを駆け上がって行ければ、上位争いに加わってきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 11・7⇔11・7・8・4・3(8点)
3連単(フォーメーション) 11・7→11・7・8・4・3→11・7・8・4・3(24点)

蜜柑賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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