レース展望・予想

エイシンギンガが突き抜ける「なにわの畜産ひろば特別」（園田競馬）

2021/11/16

16日（火）の園田競馬メイン第11レースに「なにわの畜産ひろば特別」（B2一組、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎11 エイシンギンガ（牝3、渡瀬寛彰厩舎）は馬場入りや返し馬でテンションの高さを見せる馬だが、レースではイレ込むことなくセンスの高い走りを見せている。下原理騎手とも手が合っている印象だ。前走は好位のインを奪って理想通りの競馬ができたが、直線で前をこじ開けるのに少し手間取って3頭の追い比べに敗れたことが結果に響いた。調子の良さは変わらず、昇級2戦目でしっかり決めたいところだ。

○8 タガノオボロ（牝4、新子雅司厩舎）は前走10着に敗れて連勝が5でストップしたが、序盤から2番手の馬に絡まれて息が入らない展開になり致し方なかった。約1カ月半の間隔を空けて今回は立て直されており、前走のダメージはしっかり回復しているとみる。最近の園田は時計がかかっており、パワーを要求される馬場で力を100％発揮できるかどうかが鍵になる。

▲10 ミラクルベルン（牝3、保利良平厩舎）は転入2戦目の前走でビーザベストからコンマ2秒差の2着に好走し、B2でも通用することを示した。前走のように逃げる形がベストだが、今回はスピードで上回るタガノオボロがおりハナを奪うのは至難の業か。しかし包まれることなく運べる外枠に入っており、2番手からでも気分よく運べるだろう。粘り込みを図る。

☆4 スナークレジスト（牡4、新井隆太厩舎）は前が流れることが必須条件だが、タフな競馬でこそ力を発揮できる印象があり、今の時計が掛かる馬場はいかにも合いそうだ。

△1 ウインエスキース（牝6、栗林徹治厩舎）も展開待ちの1頭だが、上位とは力の差がない。

△2 ハギノアグレッシブ（セン6、大石省三厩舎）は叩き2走目で主戦の吉村智洋騎手が騎乗しており巻き返す条件がそろった。

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馬単　11→8・10・4・1・2（5点）
3連単（1軸流し）　11→8・10・4・1・2（20点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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