レース展望・予想

地元の牝馬同士ならハクサンアマゾネス「読売レディス杯」(金沢競馬)

2021/11/15

コロナの影響で開催中止となり8月に実施できなかった「第39回読売レディス杯」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1500メートル)が、11月15日(月)の金沢競馬メイン第10レースで行われます。本来ですと地方全国交流戦ですが、今回は地元限定メンバーで争われます。

◎2 ハクサンアマゾネス(牝4、加藤和義厩舎)は、前走地元代表としてJBCレディスクラシックJpnIに挑みましたが11着に敗れました。厳しい結果に終わりましたが、夏場は北海道のファンタストクラブで鍛え直されたとあってパドックで周回している時から歩様や気合乗りが良く、仕上がりは悪くありませんでした。約3カ月半ぶりの休み明けをたたかれたことで追い切りの動きも一変しており、シャープな脚運びも戻っています。内枠からの発走となりましたが、逃げるネオアマゾネスの2番手をキープして4コーナーへ突入すれば、直線一気に抜け出してきそうです。

強力なライバルになるのは○7 マルカンセンサー(牝6、高橋道雄厩舎)です。大井から移籍してきて転入初戦を競り勝つと、前走のJBCレディスクラシックJpnIでは9着とハクサンアマゾネスに先着しています。これまで重賞勝ちはありませんが、2年前のTCK女王盃JpnIII・2着、昨年末の東京シンデレラマイルでも2着と連対しています。実績面ではハクサンアマゾネスを上回っており、直線の追い比べ勝負になれば金沢で悲願の重賞タイトルを手にできるかもしれません。

▲3 ネオアマゾネス(牝4、松野勝己厩舎)は5月の徽軫(ことじ)賞で、ハクサンアマゾネスを抑え込んで逃げ切っています。転厩もあって一時はリズムを崩しましたが、前走の1700メートル戦ではゴール寸前まで逃げ粘ってクビ差2着の接戦を演じました。その後はここを目標にレース間隔を空けて乗り込まれており、抑えきれない手応えで併走追い切りをこなしています。デルマキミノナハとの先手争いを制してペースを握ることができれば、再び際どい勝負に持ち込めそうです。

△6 デビルスダンサー(牝4、金田一昌厩舎)は東海・北陸交流のお松の方賞で、3コーナーから外を駆け上がって3着と地元勢で最先着しました。夏場に一時調子を崩していましたが、今ではすっかり立ち直っており、今回も勝負どころからエンジンがかかれば上位争いに加わってきそうです。

△4 サイモンジルバ(牝6、中川雅之厩舎)も今季はクラスが下がったこともあって自信を取り戻しています。相手は強くなりますが、前崩れの展開になるなら堅実な差し脚で直線伸びてきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→7・3・6 7・3→2(5点)
3連単(フォーメーション) 2・7・3→2・7・3・6→2・7・3・6・4(27点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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