レース展望・予想

スーパーバンタムが逃げ切り狙う「トパーズ賞」(金沢競馬)

2021/11/01

日、月、水曜日の変則で行われている今週の金沢競馬。11月1日(月)のメインは第9レースの「トパーズ賞」(2歳金沢デビュー馬、金沢競馬場1500メートル)で、前開催のくろゆり賞で上位を争ったメンバーがJRA認定勝ちをかけて再度熱戦を繰り広げます。

◎3 スーパーバンタム(牝、鈴木正也厩舎)は前走のくろゆり賞で、スタートから1番人気のエヴォラと激しい先手を争いながらも、4コーナーで競り落として直線半ばで先頭に立って押し切りを図りましたが、3番手から伸びてきたスターフジサンにゴール板で並ばれました。結果はアタマ差及ばずの2着でしたが、前半から飛ばしながらも最後まで失速することなく際どい勝負を演じた内容には驚かされました。引き続き追い切りではスピード感溢れる動きを見せており、同型の強敵が不在となった今回はマイペースの逃げに持ち込んで後続の追い上げをしのぎそうです。

○1 スターフジサン(牝、加藤和義厩舎)は前走のくろゆり賞でゴール前伸びて、先に直線抜け出したスーパーバンタムをアタマ差とらえました。展開に恵まれた面もありましたが、道中追い通しの手応えながらも好位置から下がらず、直線に入るともうひと伸びした内容には底力を感じました。今回は最内枠に入ったことでレース序盤の立ち回り方がカギを握りますが、ここ2走はコースの内めを走りながらも4コーナーで外に持ち出すと末脚を発揮しており、内枠はあまり苦にしないタイプのように思えます。

▲5 サブノユウゼン(牝、金田一昌厩舎)は前走のくろゆり賞で直線外から伸びて、スターフジサンとスーパーバンタムに次ぐ3着でした。中団追走から4コーナー外を回って追い上げてきた末脚は引き続き悪くありませんでした。1500メートル戦は初めてとなりますが、終盤に勝負をかけてくるタイプだけに距離は延びる方が良さそうで、スターフジサンと馬体を併せてコーナーを駆け上がっていければ連対もありそうです。

△10 キープクライミング(牝、中川雅之厩舎)は前走のくろゆり賞で、サブノユウゼンに交わされながらも直線食い下がって4着でした。やや決め手に欠けますが、大崩れがない先行スピードは魅力で、逃げるスーパーバンタムの2番手を終始キープすることができれば、前残りもあるかもしれません。

△6 フォーミデブル(牝、金田一昌厩舎)は勝ち切れないレースが続いていますが、常にしぶとい先行力を見せています。引き続き乗り込みは目立っており、前々で運べれば流れ込みが図れそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 3→1・5・10・6 1・5→3(6点)
3連単(フォーメーション) 3→1・5・10・6→1・5・10・6 1・5→3→1・5・10・6(18点)

トパーズ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬