前哨戦から連勝なるかレーヌブランシュ「JBCレディスクラシック」（金沢競馬）

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前哨戦から連勝なるかレーヌブランシュ「JBCレディスクラシック」（金沢競馬）

レース展望・予想

2021/11/03

11月3日（祝・水）には金沢競馬場で地方競馬の祭典・JBC競走が8年ぶりに開催されます。思えば同日にGI/JpnIレースを3戦も行うようになったのはJBCレディスクラシックがJpnIに格上げされ8年前の金沢開催からでした。

第8レースには「第11回JBCレディスクラシックJpnI」（3歳以上牝馬、金沢競馬場1500メートル）が争われます。ダート古馬牝馬路線を牽引しているマルシュロレーヌがBCディスタフ（アメリカ）に向ったため確たる中心馬は不在で、どの馬が牝馬唯一のダートJpnIタイトルを手にできるか注目が集まります。

◎8 レーヌブランシュ（牝4、JRA・橋口慎介厩舎）は前哨戦のレディスプレリュードJpnIIで、2番手追走から直線抜け出して関東オークスJpnIIに続くダートグレード2勝目を飾りました。逃げたクリスティを内に見ながら外からスムーズに運べたのも良かったですが、改めて地方コースへの適性の高さを見せつけました。1500メートル戦は初めてになりますが、前走と同様に出遅れず強気に前へ押していくレースができれば、昨年5着に敗れた悔しさを晴らせそうです。

○6 テオレーマ（牝5、JRA・石坂公一厩舎）は前走のレディスプレリュードJpnIIで1番人気に推されましたが、先に直線抜け出したレーヌブランシュを捕らえきれず2着でした。3カ月ほどレース間隔が空いたこともあって反応がイマイチでしたが、ひと叩きされたことで追い切りの動きもシャープになっています。重賞初制覇を飾ったマリーンカップJpnIIIでは、後方から一気に弾ける末脚を見せており、前崩れの展開になれば決め手の違いで抜け出してきそうです。

▲2 サルサディオーネ（牝7、大井・堀千亜樹厩舎）は前走の日本テレビ盃JpnIIで牡馬相手に逃げ切り勝ちを収めるスピードを見せつけました。重賞3連勝中で勢いに乗っての3度目のJBC挑戦ですが、勝っているのは左回りばかり。右回りの金沢コースがどうかですが、デキの良さで克服できれば、牝馬同士なら先手を奪って押し切っても不思議ではありません。

△4 リネンファッション（牝4、JRA・坂口智康厩舎）は、地方のダートグレード路線に変更後も連続2着とスピードを発揮しています。サルサディオーネを抑えて先手を主張するなら再度前残りが図れそうです。

△9 クリスティ（牝4、JRA・杉山晴紀厩舎）も前走のレディスプレリュードJpnIIでハナを切るスピードを見せました。直線で失速し6着でしたが、距離が1500メートルに短縮されるなら踏ん張れるかもしれません。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　8⇔6・2・4・9（8点）
3連単（フォーメーション）　8→6・2・4・9→6・2・4・9　6・2・4・9→8→6・2・4・9（24点）