レース展望・予想

エムティアンジェ重賞3勝目なるか「金沢ヤングチャンピオン」(金沢競馬)

2021/11/28

今週の金沢競馬は日、月、火曜日の3日間連続開催になります。11月28日(日)のメインカードは最終第10レースの「第24回金沢ヤングチャンピオン」(JRA認定2歳、金沢競馬場1700メートル)です。金沢で行われる今年最後の2歳重賞で、笠松のラブミーチャン記念を制したエムティアンジェが地元に戻って3つの重賞タイトル戴冠を狙います。

◎5 エムティアンジェ(牝、佐藤茂厩舎)は前走笠松のラブミーチャン記念に遠征し、初コースでいきなり後続を3馬身以上突き放す快勝劇を演じました。4コーナー手前で逃げた1番人気のグラーツィアを交わして直線先頭に立つと、そのまま独走状態でゴール板を駆け抜ける強い勝ちっぷりでした。北海道でデビューして2戦目にグラーツィアと対戦した時には7馬身以上離されての3着でしたが、その相手を楽に捕らえて突き放してしまうとは驚異の成長力です。金沢に戻ってきてからも順調な調整を積んでおり、前開催の金沢プリンセスカップを無理に使わずにこちらへ臨んできたローテーションも好感が持てます。初めての1700メートル戦に戸惑わなければ、再び底知れぬ強さを見せてくれそうです。

○11 ボサノヴァ(牝、中川雅之厩舎)は前走の金沢シンデレラカップで、スターフジサンの追い上げを半馬身差しのいで逃げ切り、重賞初制覇を飾りました。北海道でJRA認定を勝っていることから転入当初から注目されていましたが、なかなか勝ち星に恵まれず、悔しい思いをしていました。しかしようやく本来のスピードが発揮できて重賞タイトルを手にしたことで、勢いづきそうです。引き続き追い切りでは軽快な動きを見せており、1700メートルでも先手を奪ってペースを握ってしまえば、際どい勝負に持ち込めそうです。

▲6 スターフジサン(牝、加藤和義厩舎)は前走の金沢シンデレラカップで、逃げるボサノヴァをゴール前猛追しましたが、半馬身差及ばずの2着でした。敗れはしましたが、走るごとに末脚の切れ味が増している印象があります。スタートダッシュがそれほど速くないので、ペースが落ち着き追走が楽になる1700メートルは合いそうで、エムティアンジェがボサノヴァを交わすのに手こずるなら、コーナーを駆け上がって直線外から一気に脚を伸ばしてきそうです。

△4 キープクライミング(牝、中川雅之厩舎)は前走の金沢シンデレラカップでも3着まで追い上げてきました。どんな位置取りになっても入着を外さない堅実派で、次位争いなら十分加われるチャンスはあります。

△2 サブノユウゼン(牝、金田一昌厩舎)は前走の金沢シンデレラカップで馬体重を減らしてしまい本来の末脚が発揮できませんでしたが、軽めの調整で馬体重が回復しているなら直線追い上げてきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔2・4・6・11(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・4・6・11→2・4・6・11 2・4・6・11→5→2・4・6・11(24点)

金沢ヤングチャンピオンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬