レース展望・予想

シルバ無傷の3連勝へ「ジュニアクラウン」（笠松競馬）

2021/11/11

11月11日（木）の笠松競馬メイン第10レースは「ジュニアクラウン」（2歳オープン、笠松競馬場1400メートル）。

レコードVで強烈アピールした800メートルの新馬戦に続いて、前走の準重賞・秋風ジュニアでも圧巻のパフォーマンスを披露した◎3 シルバ（牝、後藤正義厩舎）が断然の主役だ。キャリアはわずか1戦ながら、レベルの高い北海道出身組をセールスポイントのスピードで一蹴。不利な大外スタートだったが、鋭い二の脚で主導権を握ると快ペースで飛ばしてラストまで力強く押し切った。1カ月に1走とゆったりしたローテーションで臨むため好仕上がりで最終追い切りの気配も良かった。距離は前走と同じ1400メートルで、条件も笠松所属馬の準重賞と全く同じ。無傷の3連勝へ、視界が広がっている。

相手探しの一戦だが、一番の相手は○7 シャローナ（牝、田口輝彦厩舎）。1勝含めて北海道で4度連対した実力派は、デビュー以来8戦消化し、まだ一度も掲示板を外していないセンスのある馬でもある。ラブミーチャン記念は4着に留まったが、持ち前のしぶとい走りは1400メートルへの距離短縮を歓迎。ここも安定感ある走りを披露する。

手探りの面がある転入戦も▲2 カントリードーロ（牝、田口輝彦厩舎）も北海道1勝馬で地力は確か。前走11着大敗でシャローナ（3着）に先着されているが、果敢に先制したスピードは小回りの当地向き。併せ馬で先着した追い切りから臨戦態勢はほぼ整ったと判断できる。高評価が欠かせない。

相手なりに走れる△6 イイネイイネイイネ（牡、田口輝彦厩舎）、移籍2走目の上積みが見込める△5 リョウイキテンカイ（牝、後藤佑耶厩舎）は連争いなら可能。

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馬単　3→2・5・6・7（4点）
3連単（1軸流し）　3→2・5・6・7（12点）

ジュニアクラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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