レース展望・予想

3歳トップクラスの短距離馬ワールドリングで軸は堅い「楠賞」(園田競馬)

2021/11/02

2日(火)の園田競馬メイン第11レースに地方全国交流「第55回楠賞」(3歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎5 ワールドリング(牡、船橋・張田京厩舎)は3走前に短距離へ転向してから重賞2勝、前走は東京盃JpnIIで5着と一気に頭角を現してきた。3日に金沢で行われるJBCスプリントJpnIを回避してこちらに回ってきたことからも勝算はかなり高いと陣営は判断していることだろう。輸送競馬、初コースと克服すべき課題はあるが、スパイラルカーブで3コーナーから加速をつけられるコース形態がこの馬には合っていそうだ。

○3 イグナイター(牡、新子雅司厩舎)は名古屋で行われた秋の鞍で2着に敗れたが、楠賞が目標でソフトな仕上げだったこと、そして新子雅司調教師が「当日は暑くて馬が大人しかった」と話すように気温も影響したそうだ。今回は前走以上にハードな調教で完璧に仕上げてきた。園田転入後は1400メートルでいずれも大差勝ちを収めており、絶好の舞台で重賞初制覇を狙う。

▲7 ジョーロノ(牡、浦和・小久保智厩舎)は2走前の大井・優駿スプリントでは勝ったワールドリングからコンマ5秒差の3着だったが、最も重い58キロを背負って最後まで粘りを見せており「負けて強し」と言える内容だった。今回は約3カ月間隔が空いているが、立て直した効果は大きかったと陣営は話しており状態面に不安はない。トミケンシャイリとの先行争いでハナに立てればチャンスが広がる。

☆8 エイシンビッグボス(牡、橋本忠明厩舎)は園田オータムトロフィーから一気の相手強化になるが、この馬は本質的に1400メートルがベストで条件は好転する。スピード勝負では分が悪いが、好位でうまく脚をためることができれば展開次第で上位争いに食い込める。

△6 リュウノシンゲン(牡、川崎・池田孝厩舎)は岩手で13戦10勝と無類の強さを誇り、今回は転入初戦となる。少しテンションが高いようで当日の気配がカギになるが、南部駒賞ではワールドリングに先着している。実績的にも侮れない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→3・7・8・6(4点)
3連単(1軸流し) 5→3・7・8・6(12点)

楠賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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