レース展望・予想

デビュー2連勝コンバスチョンの素質に期待「兵庫ジュニアグランプリ」(園田競馬)

2021/11/25

25日(木)の園田競馬メイン第7レースに「第23回兵庫ジュニアグランプリJpnII」(2歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

中央2勝馬が中心を担う。◎5 コンバスチョン(牡、JRA・伊藤圭三厩舎)は追い出してからの瞬発力が素晴らしく、スピードの乗り方は歴代のこのレースの勝ち馬と比較しても遜色ない。初めての左回りでどのような走りになるのか未知な部分は多いが、センスの高さに期待したい。

○10 セキフウ(牡、JRA・武幸四郎厩舎)はいずれも僅差での勝利だが、2戦とも外々を回らされて不利な展開になってもゴール前では勝負根性を発揮しており、混戦に強いタイプ。こちらは右回りで結果を残しており、あとは小回りで同じような脚を使えるかどうかが鍵を握る。

▲6 ヒストリックノヴァ(牝、大井・渡邉和雄厩舎)は中央時代にエーデルワイス賞JpnIIIで2着。いったん抜け出したところを内から強襲されてしまったが、先行力は非凡なところを示した。輸送競馬を克服している点も心強い。

☆8 プライルード(牡、大井・藤田輝信厩舎)は1200メートルまでの距離しか経験がないが、気の勝ったタイプではなく、むしろ1400メートルの方が折り合いをつけやすい印象を受ける。地元リーディングの吉村智洋騎手を起用してきたことからも勝負気配がうかがえる。

△7 トモノボーイ(牡、JRA・濱田多實雄厩舎)は未勝利戦からの勝ち上がりで2勝馬との力の比較が難しいが、末脚の切れ味は魅力的。ローカルの競馬場で勝ち上がってきていることからも小回りは苦にしなさそうだ。

地元の△9 バウチェイサー(牡、新子雅司厩舎)も力量の比較が難しいが、転入初戦の勝ちっぷりを見る限り園田の適性は高い。時計のかかる馬場を味方にして一発を狙う。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→10・6・8・7・9(5点)
3連単(1軸流し) 5→10・6・8・7・9(20点)

兵庫ジュニアグランプリの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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