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レース展望・予想
強敵不在でファニーの連勝機「チャレンジ(2)」(笠松競馬)
2021/11/25
11月25日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「チャレンジ(2)」(2歳オープン・笠松デビュー馬限定、笠松競馬場1400メートル)。
強敵不在で◎9 ファニー(牝、後藤正義厩舎)にオープン2連勝のチャンス到来だ。デビュー以来初の1400メートル戦だった前走、好位3番手でスムーズに流れに乗り、迎えた直線、ジョッキーのゴーサインに反応よく末脚を伸ばし、3馬身差をつける快勝劇で仕留めてみせた。軽めのメニューだったが3頭併せの最終追い切りで余裕の脚さばきを見せて変わらず好気配。勝って同条件とレースがしやすく、流れに乗りやすい再度の外枠スタートも好都合。持ち時計でも上位の存在で、V最短だ。
勝負ごとや競馬に“たられば”はないのは百も承知。しかし最後の直線で前走大きな不利があったのが○5 パステルモグモグ(牝、田口輝彦厩舎)。直線半ばで最内に進路を見いだそうとした瞬間、コースがなくなってブレーキをかけるロス。そこから外に進路を向けたが、伸びようとしていた勢いが一度止まった代償は大きく、再加速せずコンマ9秒差4着に留まった。調教を強化し、一杯に追い切った最終追い切りに勝負気配が感じられ、主戦でベテランの向山牧騎手とのコンビも復活。スムーズな競馬ができれば勝ち負けへ。
最近2走はともに重賞級の強敵相手。条件が緩和して▲8 ベルマリオン(牝、後藤正義厩舎)も軽視できない。
スタートが課題も相手なりに走れるのが魅力の△4 ユーセイブラッキー(牝、大橋敬永厩舎)。前走の勝ちっぷりがよかった△10 イルマーレ(牡、後藤正義厩舎)も一発を秘める。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔4・5・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 9→4・5・8・10→4・5・8・10 4・5・8・10→9→4・5・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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