レース展望・予想

1年以上ぶりでもマリターが差し切る「吉川温泉よかたん特別」(園田競馬)

2021/11/17

17日(水)の園田競馬メイン第11レースに「吉川温泉よかたん特別」(A1A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。

◎8 マリター(セン5、盛本信春厩舎)は昨年10月の兵庫ゴールドカップ3着後に故障が判明して約1年の休養を余儀なくされたが、中間の追い切りでは抜群の動きを見せている。休み明け初戦から力を出せる状態に仕上がった。先行馬には重賞クラスの馬がそろってハイペース必至。流れが向きそうだ。

○9 エイシンエンジョイ(牡6、橋本忠明厩舎)は24日に行われる笠松グランプリが除外濃厚で地元に回ってきた。近走は好走時に見られるうるさい面が出てきており、調子の良さは間違いない。前走の兵庫ゴールドカップではコパノフィーリングを抑えてハナを奪っており、地元馬相手なら逃げに持ち込みたいところだ。

▲6 トウケイタンホイザ(牡4、有馬澄男厩舎)は気性の激しいタイプで前走のように速いペースは大歓迎。前走より相手はそろっているが、好位で運ぶことができれば確実に最後は差を詰めてくる。

☆2 ブランオラージュ(セン7、北野真弘厩舎)は前走ゲート内で落ち着きを欠いてスタートでやや立ち遅れた。実績では劣るが、転入2戦目でエイシンエンジョイを差し切り、2走前にはコウエイアンカから0秒4差の3着と大きな力の差はない。今回は理想通りの内枠を引いており、展開ひとつで台頭できる。

△7 ナチュラリー(牡7、新子雅司厩舎)は重賞5勝の実力馬だが今年は不振が続く。しかし前走はブレイクフリーに競られてまったく息が入らない展開でも2着に粘っており、徐々に復調していることも確か。そろそろ結果を出したい。

△12 ペリステライト(牡7、盛本信春厩舎)は大外枠で力のいる馬場と条件は厳しいが、前走の重賞を除けば今年すべて掲示板に載っている安定株。ここでも軽視できない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 8→9・6・2・7・12(5点)
3連単(1軸流し) 8→9・6・2・7・12(20点)

吉川温泉よかたん特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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