レース展望・予想

北海道からの刺客グラーツィア「ラブミーチャン記念」(笠松競馬)

2021/10/28

10月28日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「第8回ラブミーチャン記念」(2歳牝馬、笠松競馬場1600メートル)。

グランダム・ジャパン2021・2歳シーズンに組み込まれた地方全国交流SPIに、厩舎期待の若駒たちが集結。まだキャリアが浅く、能力がハッキリせず、波乱要素も十分だが、北海道の好素材◎1 グラーツィア(北海道・田中淳司厩舎)を中心視したい。北海道のデビュー2戦目で初勝利を飾ったセンス馬で、あとの2勝も認定競走に前走の重賞・園田プリンセスカップと中身は濃い。しかも前走はハイラップで飛ばしながら3馬身差つけて軽快に逃げ切る抜群の走りを披露。スピードはワンクラス上の存在と言える。遠征後も坂路で乗り込まれて追い切りも消化と疲れを感じさせない。長距離輸送を前走で克服済みなのも心強い。馬場が軽くなる笠松へのコース替わりもむしろ買い材料になる。V最短だ。

もう1頭の重賞ウイナー○4 エムティアンジェ(金沢・佐藤茂厩舎)も高評価が必要。北海道では初勝利まで6戦を要したが、金沢に移籍後、金沢プリンセスカップを2番手から抜け出して重賞初制覇に成功し、前走の重賞・兼六園ジュニアカップでもしぶとい走りで2着をキープ。デビューから8戦し、崩れたのは7月後半戦(8着)のただ1レースだけ。相手なりに走れる面もあり、馬券に欠かせない1頭だ。

地元笠松勢で一番期待が掛かるのは▲8 ドミニク(後藤正義厩舎)。キャリアわずか1戦で臨んだ前走の準重賞・秋風ジュニアの走りが見どころ十分だった。新馬戦で当地800メートルのコースレコードを更新した勝ち馬こそ捕らえられなかったが、中団から鋭く差し脚を伸ばし、距離が伸びていい馬をアピールした。200メートルの距離延長は間違いなくプラス要因。直線勝負に持ち込み、打倒重賞ウイナーを目指す。

能力十分の△9 シャローナ(田口輝彦厩舎)に、躓いたスタートロスが前走影響していた△5 ユーセイクインビー(藤田正治厩舎)もV圏内。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔4・5・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 1→4・5・8・9→4・5・8・9 4・5・8・9→1→4・5・8・9(24点)

ラブミーチャン記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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