レース展望・予想

大舞台に向け弾みつけたいトップロイヤル「千枚田あぜのきらめき特別」(金沢競馬)

2021/10/17

今週の金沢競馬は通常の日、火曜日で開催に戻ります。10月17日(日)のメインは第10レースの「千枚田あぜのきらめき特別」(A1級一組、金沢競馬場1900メートル)で、白山大賞典JpnIIIに出走した地元勢が巻き返しを狙います。

◎4 トップロイヤル(牡4、高橋道雄厩舎)は前走白山大賞典JpnIIIで初めてダートグレード競走に挑み、JRAのオープン相手にどこまで通用するか注目されましたが、中団のまま8着でした。地元勢で最先着とはなりませんでしたが、スタートで行きたがる素振りを見せながらも最後まで崩れなかったのは収穫でした。それから1カ月ほどレース間隔は空きましたが、引き続き休みなく乗り込まれており、直前の追い切りでは迫力ある動きを披露しています。1900メートルは4月の金沢スプリングカップ(4着)以来となりますが、陣営では数少ない地元代表として11月3日のJBCクラシックJpnI(金沢2100メートル)へ挑むプランも考えているだけに、しっかり勝ってリズムを取り戻しておきたいところです。

○5 エイシンレーザー(牡6、佐藤茂厩舎)も前走は白山大賞典JpnIIIに出走して後方のまま10着でした。放牧明けでいきなりダートグレード競走に挑むのは条件的に厳しく、力を出し切れませんでした。大敗しましたが、休み明けをひと叩きされたことで、追い切りのピッチは上がっており、体調が戻ってきたことがうかがえます。トップロイヤルとはこれまで4回対戦して金沢スプリングカップ(2着)と利家盃(2着)で2度先着しており、それほど力量差はありません。後方追走からコーナーを駆け上がってくる本来のレース運びができれば、際どい勝負になりそうです。

▲1 ニーマルサンデー(牡7、金田一昌厩舎)も前走の白山大賞典JpnIIIでは後方のまま9着と見どころがありませんでしたが、夏場に勝って調子を上げており、2走前には逃げるトップロイヤルの2番手を追走して2着に粘り込んでいます。1900メートル戦は初めてになりますが、相変わらず追い切りでは手応えの良さが目立っており、今回もトップロイヤルに食い下がっていければ、流れ込みがありそうです。

△6 トウショウデュエル(牡9、佐藤茂厩舎)はこのクラスの前走で、3コーナー外から伸びて大井から転入してきたマルカンセンサーと直線叩き合いを演じました。ゴール手前で伸び返されて2着でしたが、改めて底力があることを証明しました。今年は短い距離での好走が目立っていますが、1900メートルではこれまで2勝しており、今回も勝負どころでエンジンが掛かれば上位争いに加わってきそうです。

△3 ニシオボヌール(セン9、金田一昌厩舎)もこのクラスの前走で先手を奪って見せ場はありました。課題だったゲート出の悪さも改善してきており、一歩ずつ前進はしています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔5・1・6・3(8点)
3連単(フォーメーション) 4→5・1・6・3→5・1・6・3 5・1・6・3→4→5・1・6・3(24点)

千枚田あぜのきらめき特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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