レース展望・予想

北海道でのキャリア上位シャローナ「秋風ジュニア」(笠松競馬)

2021/10/08

10月8日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「秋風ジュニア」(2歳オープン、笠松競馬場1400メートル)。

当地開催は9月から再開されたばかり。笠松所属馬による2歳準重賞は、キャリア1戦の馬も少なくなく、力関係がハッキリしない。今後を占う上で、重要な意味を持つレースだ。

軸馬には、移籍初戦でも北海道で上々の戦歴を残した◎6 シャローナ(牝、田口輝彦厩舎)がぴったり。ハイレベルな北海道でデビューから6戦して、1勝、2着3回、3着1回。馬券圏内を外したのは前走(4着)だけという超安定勢力だ。先行力があり、控える走りもできる、自在性と対応力を持つ好素材。門別1000メートル戦で1分1秒台を切る水準以上の勝ち時計があり、潜在能力も高そうだ。併せ馬の最終追い切りであっさり先着と仕上がりは上々。東海の第一人者・岡部誠騎手起用も陣営の高い期待の表れ。V筆頭だ。

笠松デビュー馬では○10 シルバ(牝、後藤正義厩舎)に大きな魅力がある。新馬戦で800メートルのレコードタイムを塗り替えて楽勝。スタートこそ今イチだったが、鋭い二の脚で主導権を奪うとあとはひとり旅。時計の出やすいコンディションだったが余力十分に圧勝してみせた走りはインパクトがあった。キャリアわずか1戦でメンバー強化に初の1400メートルでも不安より期待感の方が上回る。

新馬戦V内容が光った▲5 ドミニク(牝、後藤正義厩舎)も将来性十分。直線でのシャープなキレ、反応は距離延長がプラスに作用しそうだ。

距離経験がアドバンテージになる△7 ユーセイクインビー(牝、藤田正治厩舎)に末脚がしっかりしている△3 ヒカルノビビッド(牡、伊藤強一厩舎)も一撃をうかがう。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔3・5・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・5・7・10→3・5・7・10 3・5・7・10→6→3・5・7・10(24点)

秋風ジュニアの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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