レース展望・予想

3歳馬2頭に注目「モミジ賞」(金沢競馬)

2021/10/31

今週の金沢競馬は日、月、水曜日の変則開催になります。10月31日(日)には初日が行われ、注目カードは最終第10レースの「モミジ賞」(B2級六組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。B級の牝馬限定戦はやや荒れるイメージがありますが、ここは3歳牝馬2頭の対決が注目を集めそうで、平穏に収まりそうな雰囲気です。

◎2 マラムレシュ(牝3、黒木豊厩舎)は3歳B級で2連勝して以降、勝ち切れないレースが続いていましたが、C1級六組の前走は大外枠から好ダッシュを決めて逃げた馬の2番手につけると、絶好の手応えのまま3コーナーから先頭に立ち、そのまま直線独走して2着を6馬身離しました。待望の3勝目で惜敗続きだったこれまでのうっ噴を晴らすかの圧勝劇でした。やや発馬に甘さがあって久々の内枠発走がどうかですが、前走同様にゲートからダッシュ良く飛び出して好位置をキープできれば、スピードの違いで抜け出してきそうです。

○8 シネマトウショウ(牝3、佐藤茂厩舎)は前走のC1級八組以下の牝馬限定戦で、3コーナーから大外一気に伸びて先団に並びかけると、4コーナーから1番人気のオジョウサンとの激しい叩き合いとなりましたが、クビ差競り勝って、マラムレシュと同様に通算3勝目を飾りました。追い込みタイプだけに展開に左右されやすい面はありますが、一旦エンジンが掛かってしまえば強烈な末脚を発揮します。引き続き追い切りでは軽快な脚どりで、今回も勝負どころから一気にコーナーを駆け上がっていければ、決め手の違いを見せられそうです。

この3歳馬2頭に割って入る可能性があるのは、北海道から転入してきた▲6 スイートティアラ(牝4、鈴木正也厩舎)です。北海道では逃げ切りと2番手からの抜け出しで2勝しており、スピードはありそうです。1600メートル戦で大敗していることから、いきなりの1500メートル戦がどうかですが、マラムレシュを抑えて先手を主張できるなら、前残りがありそうです。

△4 ラウダーテ(牝4、松野勝己厩舎)はここ3走ゲート内で立ち上がる仕草を見せるなど落ち着きがなく苦戦が続いています。しかし追い切りでは抑えきれないほどの手応えで併走馬に先着しており、引き続き気配は良さそうです。発馬さえ決まれば押し切れるスピードがあるだけに警戒は必要です。

△5 キャメポート(牝4、加藤和義厩舎)も直線に入れば堅実に伸びてくる末脚があります。1500メートル戦も歓迎で、前崩れの展開になるなら次位争いに浮上してきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 2・8→2・8・6・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 2・8→2・8→6・4・5 2・8→6・4・5→2・8(12点)

モミジ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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