レース展望・予想

ギャレット重賞連勝なるか「ジュニアグランプリ」(盛岡競馬)

2021/09/20

20日(祝・月)盛岡競馬メイン第9レースは2歳馬による地方全国交流重賞「第23回ジュニアグランプリ」(盛岡競馬場芝1600メートル)。

◎10 ギャレット(牡、佐藤浩一厩舎)はトライアル・若鮎賞を完勝。初勝利を重賞制覇で飾りました。ヴァンキッシュランの産駒は数少ないながらJRA、地方でも活躍。ギャレットが初重賞をプレゼントしました。最大の強みは盛岡芝1600メートルを2度使って実際に勝っていること。北海道勢は強力ですが、地の利を生かして重賞2連勝に王手をかけました。

○1 モリデンブラック(牡、北海道・桧森邦夫厩舎)は門別1100メートルの新馬戦を快勝。その後は3、9、4着と伸びを欠いていましたが、JRA札幌・クローバー賞へ挑戦。最後方を追走しましたが、メンバー最速の上がりで1秒2差8着にまとめました。これで芝適性があることを証明。加えて地方同士の戦いになれば置かれる心配はなし。自慢の決め手を生かして一気に突き抜けるシーンまで。

▲12 エムティエース(牡、板垣吉則厩舎)はデビュー戦の水沢850メートルを快勝。以降も堅実さを発揮し、前々走ではギャレットに先着2着。若鮎賞は3着でしたが、ダッシュがつかなかったのが致命傷。スタート互角ならば首位争いに参加できます。

△9 ロイヤルザップ(牡、北海道・田中淳司厩舎)は新馬戦を勝ち上がった後の2戦が不満ですが、父キングカメハメハ、母父ディープインパクトの良血馬。芝で一変の可能性があります。

△8 ミスリチャード(牝、板垣吉則厩舎)は中央芝で4、5着の実績が不気味。

△11 エイシンツーリング(牡、板垣吉則厩舎)は芝2度目で上昇が見込めます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 10→9 (ボックス) 10・1・12(7点)
3連単(フォーメーション) 1・10→1・9・10・12→1・8・9・10・12(18点)

ジュニアグランプリの出走表はこちら

(文/松尾康司)

 


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