レース展望・予想

ひと叩きされた実力馬ムーンクエイク「いしがきマイラーズ」（盛岡競馬）

2021/09/14

14日（火）盛岡競馬メイン9レースは新設重賞「第1回いしがきマイラーズ」（盛岡競馬場芝1600メートル）。1着馬から3着馬に地方全国交流・OROカップの優先出走権が与えられます。

◎4 ムーンクエイク（セン8、齋藤雄一厩舎）は5歳時に京王杯スプリングカップGIIを制した実力馬。以降は勝ち星に恵まれず、今年1月に高知へ移籍。下級条件に入りましたが、パワーの要るダートに手こずって4度の2着が最高。芝がある盛岡へ新天地を求めて桂樹杯へエントリー。近走成績から陣営も半信半疑でしたが、3着確保で能力の片りんをのぞかせました。約2カ月ぶりの実戦を叩かれて気配もアップし、重賞制覇へ自信の登場です。

○10 リンシャンカイホウ（セン6、村上実厩舎）は中央2勝クラスから今年5月に転入。ダート3戦は掲示板外に終わりましたが、芝に替わって反応が一変。勝ち負けを演じています。持ち味は先行力と粘りですが、逃げにこだわらないのが強み。距離も1600メートルへ短縮なら逆転首位まで十分。

▲12 ナイトオブナイツ（牡8、三野宮通厩舎）は中央芝6勝、南関東A1を経て転入。一貫して芝路線を歩んで地方全国交流・せきれい賞2着、前走の桂樹杯でも2着を死守しました。3コーナーからのまくり脚は一目。流れ次第で突き抜けるシーンまで。

△7 マスターコード（牡7、板垣吉則厩舎）はメンバー最速の上がりを駆使して桂樹杯を完勝。これで弾みがつきました。

△3 ツーエムマイスター（セン9、飯田弘道厩舎）は前走を快勝。ここも自慢の快速で攻める一手。

△1 サンエイバラード（牡5、佐藤浩一厩舎）は盛岡芝で6戦4勝。格下ですが、舞台適性は上位です。

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馬単　4→7・3　（ボックス）　4・10・12（8点）
3連単（フォーメーション）　4・10→4・7・10・12→1・3・4・7・10・12（24点）

いしがきマイラーズの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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