レース展望・予想

サイモンジルバが惜敗続き脱出なるか「月下美人賞」(金沢競馬)

2021/09/12

金沢競馬は今週まで日、火曜日の通常開催になります。9月12日(日)の注目カードは最終第10レースの「月下美人賞」(B1級四組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)になります。

◎6 サイモンジルバ(牝6、中川雅之厩舎)は昨年までA1級で走っており、前走のB2級特選でも単勝1番人気に支持されましたが、3コーナー手前から早めに先頭へ抜け出した伏兵馬に押し切られてしまい、またも2着でした。これで5戦連続2着と5月から勝ち切れないレースが続いていますが、前走も4コーナー外を回って直線伸びてきた脚色は悪くありませんでした。連闘でも使ってきたことから、陣営の勝ちたい気持ちは強く、牝馬限定戦で決め手の違いを見せて惜敗続きに終止符を打ちたいところです。

○10 エムティキラリ(牝4、佐藤茂厩舎)は前走のB2級二組で逃げた勝ち馬を2番手から追走し、そのまま2着に粘り込みました。2走前は好位置が奪えず8着に崩れてしまいましたが、本来のしぶとい先行スピードが発揮できました。サイモンジルバと同様に連闘になりますが、もまれる心配がない大外枠からの発走は歓迎で、今回も逃げた馬を2番手からにらみながらレースを運べれば連絡みができそうです。

▲1 ヒマワリオジョウ(牝5、鋤田誠二厩舎)は、2走前のB2級四組以下の牝馬限定戦で直線一気の追い込み決めて3連単24万円台の万馬券を提供すると、前走のB2級一組でも直線大外から伸びてきて2着に突っ込みました。後方から追走するタイプだけに最内枠からの発走でも関係はなく、連闘になるサイモンジルバやエムティキラリに比べて、ローテーション的にも有利です。今回も4コーナーで横一線の追い比べ勝負になるなら、出番がありそうです。

△2 リードキングダム(牝3、黒木豊厩舎)も末脚の良さには定評があります。3歳になって白星はありませんが、3歳重賞の北日本新聞杯や前走のサラブレッド大賞典、中央未勝利との交流戦でも5着と掲示板までには上がっています。クラスがやや見込まれた感じもしますが、古馬相手にも末脚を発揮できればあっさり差し切って不思議ではありません。

△7 キタノオトメ(牝4、中川雅之厩舎)も笠松から転入後走るごとに着順を上げています。前崩れの展開になれば堅実な差し脚で浮上してきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔10・1・2・7(8点)
3連単(フォーメーション) 6→10・1・2・7→10・1・2・7 10・1・2・7→6→10・1・2・7(24点)

月下美人賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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