レース展望・予想

未完の大器ビーザベストが初戴冠のチャンス「園田オータムトロフィー」(園田競馬)

2021/09/09

9日(木)の園田競馬メイン第11レースに、3歳秋のチャンピオンシップ「第4回園田オータムトロフィー」(3歳定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。今年は菊水賞、兵庫ダービーの上位5頭が不在で新星が誕生しそうだ。

◎8 ビーザベスト(牡、新子雅司厩舎)はデビュー前から陣営の期待が高かったが、2歳初出走で2歳王者のツムタイザンに敗れたのちに屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされる。しかしそこから今年の5月に復帰して5戦4勝。とりわけ前走のクリスタル賞はエイシンビッグボスを並ぶ間もなく交わし去ったように瞬発力は桁違いのものがある。中間の気配も順調そのもの。未完の大器が重賞初挑戦でいきなり初戴冠の時を迎えた。

○4 エイシンビッグボス(牡、橋本忠明厩舎)は1400メートルでは4戦4勝と無類の強さを誇るが、園田1700メートルでは2戦ともに2着と距離の壁に泣いている。しかし「これまでは暑さを気にしてあまり強い調教ができなかったが、今回は重賞仕様でびっしり調教をつけた」と橋本忠明調教師はアピールする。もともと同厩舎のジンギやエイシンニシパ並みの期待を集めている馬。トライアルで敗れたビーザベストに雪辱なるか注目したい。

▲7 インプルーヴ(牝、保利良次厩舎)はトライアルで前記2頭に4馬身以上離された3着で逆転までは厳しそうだが、前走は出脚がつかずに位置取りが後ろになったことが誤算だった。使うごとに良化の一途を遂げておりこの馬もレベルが高いことは間違いない。すんなり先行できれば好勝負になりそうだ。

☆9 ニジイロ(牝、石橋満厩舎)は重賞2勝で今回のメンバーでは実績最上位。転入初戦は古馬のA1相手で厳しい条件だったが、5着と底力を示した。もまれる展開になると厳しいが今回は大外枠に入ってその心配はなくなった。初コンビの田野豊三騎手と一発を狙う。

同じく一発を狙うのが△6 オリエンタルメラク(牝、田村彰啓厩舎)。2走前の勝ち時計1分29秒4は古馬オープンクラスに匹敵する好時計で素質が高いのは間違いない。今回は距離延長、初の一線級相手で条件は厳しくなるが、未知の魅力に懸けてみるのもひとつの手だ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 8→4・7・9・6(4点)
3連単(フォーメーション) 8・4→8・4→7・9・6(6点)

園田オータムトロフィーの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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