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レース展望・予想
初の1400mも底力上位グランデストラーダ「秋桜賞」(名古屋競馬)
2021/09/02
9月2日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第15回秋桜賞」(3歳以上牝馬、名古屋競馬場1400メートル)。
グランダム・ジャパン2021の古馬シーズンの地方全国交流重賞に、遠征勢5頭を含んだ精鋭12頭がフルゲートで激突する。
実力派ぞろいで激戦ムードだが、ダートグレードで価値ある銅メダルを獲得した◎5 グランデストラーダ(牝5、大井・藤田輝信厩舎)の中心視がベターだろう。中央3勝クラスで掲示板内に入ったキャリアを持つ実績派は、今春に南関東へ移籍。転入戦のエンプレス杯JpnII(3月)こそ失速して大敗したが、仕切り直しのB1下を快勝し、続くA2も連対。前走のスパーキングレディーカップJpnIIIでは速い流れのなか、積極的な立ち回りからしぶとく伸びて、際どい2着争いを演じた。中央在籍時から中距離を主戦場にしており、初の1400メートル戦がポイントだが、流れに乗れればワンクラス上の底力がもの言う。
一方、先行勢ペースなら快速○2 ステラモナーク(牝4、兵庫・新子雅司厩舎)にチャンスが訪れる。若草賞1着(20年3月)、秋の鞍2着(20年10月)と名古屋ファンお馴染みの韋駄天だ。前走の兵庫サマークイーン賞(6着)は激しく競りかけられたためと敗因は明白。ロスの少ない2枠スタートからペースよくレースを運べば押し切りが可能。
地元勢ではその兵庫サマークイーン賞で覚醒した▲12 シーアフェアリー(牝6、安部幸夫厩舎)に期待がかかる。園田での重賞初Vは展開が向いた面もあったが、前走の地元のオープン初Vは好位からずばっと差し抜ける力と切れの鋭さをアピール。地の利も見込める地元の上り馬の勢いは軽視できない。
そのシーアフェアリーを佐賀ヴィーナスカップで下した△1 ロカマドール(牝5、川崎・山崎尋美厩舎)も有力なV候補。捌きにくい1枠スタートをどう克服するかがカギだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔1・2・3・12(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・2・3・12→1・2・3・12 1・2・3・12→5→1・2・3・12(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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