レース展望・予想

夏馬アルバリ連勝なるか「石動山特別」(金沢競馬)

2021/08/22

今週も金沢競馬は日、火曜日で開催されます。8月22日(日)のメインは第11レースの「石動山特別」(A1級二組、金沢競馬場1700メートル)になります。好調馬、転入馬、実力馬が入り交じるフルゲート12頭立ての難解な一戦となりました。

◎2 アルバリ(牡6、菅原欣也厩舎)は、今年前半勝ち切れないレースが続いていましたが、6月上旬の1700メートルで争われたA2級一組で差し切り勝ちを決めて復調のきっかけをつかむと、前走も直線外から伸びて先団を捕らえる力強い勝ちっぷりで、3戦連続で連対を外さない走りを続けています。昨夏もこの時期に2連勝した実績から夏場に調子を上げてくるタイプで、1ヵ月以上レース間隔は空きましたが、引き続き追い切りでは鋭く伸びています。先団を見ながらレースを進めて、直線の追い比べ勝負に持ち込めれば、決め手の違いで抜け出してきそうです。

○4 モズオトコマエ(牡7、中川雅之厩舎)は高知からの転入馬ですが、4歳時の3年前に北海道からイヌワシ賞へ遠征してきて、大逃げを打ったナガラオリオンをゴール前で交わして重賞勝ちを収めました。続いて白山大賞典JpnIIIにも出走(7着)し、長距離輸送を克服しての高いパフォーマンスには驚かされました。その後6歳秋まで道営のオープンで駆けていましたが、昨年末に3歳時に一時在籍していた高知へ再転入。B級で1勝のみと思ったほどの活躍はできませんでしたが、相性がいい金沢なら立ち直るきっかけがつかめそうです。先週17日のA2級一組に出走したマインシャッツが、高知から戻ってきてあっさり2着に連対したように、変わり身は十分に考えられます。

▲10 ニーマルサンデー(牡7、金田一昌厩舎)は転入してきて勝ち切れないレースが続いていますが、前走の北國王冠でも5着まで追い上げてきており、金沢で掲示板を外していません。追い切りでは相変わらず力強い動きを見せており、上位進出は狙える状態。今回も堅実な差し脚を発揮して直線浮上してきそうです。

△7 バンズーム(牡10、川添明弘厩舎)も前走2着に追い上げてきたように、終盤の伸び脚はまだまだ健在です。今回はレース間隔が空いたこともあってしっかり追い切りもこなしており、前走以上の状態で臨んできます。

△3 フルゴリラ(牡4、高橋俊之厩舎)は前走の北國王冠で末脚不発に終わりましたが、自己条件に戻れば本来の末脚が生かせます。1700メートル戦なら2着に突っ込んできた転入初戦の再現もありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔4・10・7・3(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・10・7・3→4・10・7・3 4・10・7・3→2→4・10・7・3(24点)

石動山特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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