レース展望・予想

ハクサンベルにV奪回のチャンス「千里浜海岸特別」(金沢競馬)

2021/06/20

金沢競馬は今週も日、火曜日の通常開催になります。6月20日(日)のメインは最終第11レースの「千里浜海岸特別」(A2級二組、金沢競馬場1400メートル)になります。

◎2 ハクサンベル(牡7、加藤和義厩舎)は前走初めて1700メートル戦でしたが、踏ん張って2着と健闘しました。4コーナーを先頭で回りながら、外から追い上げてきた勝ち馬に直線入口で捕まってしまう苦しい展開でしたが、交わされても食らいついて、3番手を走るゴールドサーベラスの猛追をクビ差しのぎました。その後も順調な調整を積んでおり、守備範囲の1400メートルに距離が短縮されるならV奪回のチャンスです。前走と同様に逃げ馬を見ながら2番手からレースを進めて4コーナーを先頭で回ることができれば、直線押し切ることは可能です。

○9 ゴールドサーベラス(牡9、中川雅之厩舎)は前走の1700メートルで、2番手を走るハクサンベルを終始マークし、3コーナーで一旦は引き離されましたが、ゴール前再び伸びて同馬とはクビ差の3着でした。年齢的なものなのか、道中は追い通しの手応えですが、最後までバテずに伸びてくるところに元中央オープンの底力を感じます。ここまでのレースぶりから距離が1400メートルに短くなるのはマイナスですが、馬群を気にすることなくスムーズに運べる外枠に入ったのは好材料で、ハクサンベルにあまり離されず早めにエンジンが掛かれば、ゴールまでに捕らえてしまうシーンがありそうです。

▲6 メジャーシップ(牡10、佐藤茂厩舎)は1400メートル戦に戻った前走でも、3コーナーから一気に駆け上がって、直線半ばで先に抜け出した勝ち馬をクビ差まで追い詰める惜しい2着でした。A級復帰後は3戦連続2着と勝ち切れていませんが、どんな距離でも連対を外さないのは頭が下がる思いです。最近は距離が短い方が末脚の切れ味が増す印象があるだけに、今回も終盤の追い上げに注目です。

△4 フリオーソロマン(牡6、菅原欣也厩舎)は休みがちのローテーションですが、前走の1700メートル戦でも3着まで詰め寄っており、転入当初に比べて復調がうかがえます。前戦地の大井では1600メートル以下の距離を多く使われていたことから距離短縮は歓迎で、うまく外に持ち出して先行できれば再び馬券に絡んできそうです。

今回もペースを握るのは△1 ディセントファミリ(牡6、加藤和宏厩舎)になりそうです。1400メートル戦は川崎と笠松でこれまで4勝しており、内枠から先手を奪ってマイペースの逃げに持ち込めれば前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔9・6・4・1(8点)
3連単(フォーメーション) 2→9・6・4・1→9・6・4・1 9・6・4・1→2→9・6・4・1(24点)

千里浜海岸特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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