レース展望・予想

負けられないフェリシアルチア「スーパースプリント賞」(金沢競馬)

2021/06/01

日、火曜日の通常開催で行われている今週の金沢競馬。6月1日(火)のメインは最終第12レースの「スーパースプリント賞」(A級準重賞、金沢競馬場900メートル)になります。6月29日の「日本海スプリント」(3歳以上、東海・北陸地区交流、金沢競馬場900メートル)へのトライアル戦で、勝ち馬には優先出走権が与えられます。

◎6 フェリシアルチア(牝7、金田一昌厩舎)は、昨年のこのレースを勝って、本番の日本海スプリントでもコースレコードで駆け抜けて重賞初制覇を果たしました。今年は休みがちのローテーションでまだ2戦しか消化していませんが、前走の徽軫(ことじ)賞でも勝ったネオアマゾネスと先手争いを繰り広げながら3着に粘り込みました。成績面では昨年ほどの勢いは感じませんが、追い切りの感触は上向いており、日本海スプリント連覇を目指すためにも、ここを勝って弾みをつけたいところです。

このフェリシアルチアと上位争いを演じそうなのは○4 ミラクルダマスク(牝6、中川雅之厩舎)です。大井で2歳デビューした当初から短距離戦中心に使われており、前戦地の岩手では1000メートル以下の距離なら連対を外さない走りを見せていました。転入初戦は1700メートル戦とあって7着に沈みましたが、手綱を抑えたままでもハナを切るスピードを見せており、900メートルに距離が短縮されるなら巻き返しは可能です。フェリシアルチアとは笠松から参戦した昨年の日本海スプリントで3着に敗れていますが、金沢の環境にも慣れてきた今の状態なら際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

金沢トップクラスで善戦多数の▲2 タンクティーエー(牡5、高橋俊之厩舎)も意地を見せたいところです。これまでは中・長距離戦でしぶとく粘り込む先行スピードが持ち味でしたが、ワンターンの900メートル戦でどんな走りができるか楽しみもあります。スタートを決めてフェリシアルチアに食い下がって行ければ、流れ込みもありそうです。

△3 ネクサスエッジ(牝4、中川雅之厩舎)はA1級にクラスが上がってから苦戦が続いていますが、先手を奪うスピードは見せています。タンクティーエーと同様に当地900メートル戦は初めてとなりますが、デビューした門別では1000メートルで未勝利を脱出した実績から変わり身があっても不思議ではありません。

△1 バンズーム(牡10、川添明弘厩舎)は前走4着と馬券に絡めませんでしたが、転入から堅実な追い上げを見せています。900メートル戦は短い気もしますが、追走で離されずに前崩れの展開になればゴール前で浮上してくるシーンがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→4・2・3・1(4点)
3連単(1軸流し) 6→4・2・3・1(12点)

スーパースプリント賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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