レース展望・予想

元中央の実績馬2頭に注目「七尾城址特別」(金沢競馬)

2021/06/22

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。6月22日(火)のメインは最終第12レースの「七尾城址特別」(A2級一組、金沢競馬場1700メートル)です。南関東から転入してきた元中央の実績馬が人気を分けそうです。

◎7 ウインオスカー(牡8、金田一昌厩舎)は、2歳新馬勝ちを飾って朝日杯フューチュリティステークスGIまで駒を進めた経歴があります。その後は伸び悩みましたが、3歳秋からダート短距離に転向すると再び素質が開花。休養を挟みながらオープン特別勝ちを収めるまで5勝も挙げました。しかし重賞タイトルを取れるほどのスピードはなく、7歳春から川崎へ移籍。盛岡のOROターフスプリントや笠松グランプリなど全国の地方交流重賞を積極的に駆け巡りましたが、結局重賞勝ちは飾れませんでした。この時期に金沢へ転入してきたのは、7月13日の金沢スプリントカップ(金沢競馬場1400メートル)を意識しているはずで、初の1700メートルでも好レースを演じて弾みをつけたいところです。

○6 ニーマルサンデー(牡7、金田一昌厩舎)は、ウインオスカーとは真逆でダートの1800メートルと2100メートル戦で4勝し、障害レースでも勝っているスタミナタイプです。6歳夏から大井へ移籍しましたが、2000メートルのA2選抜特別では後方一気の追い込みを決めて勝っています。その後は北國王冠にも遠征してきて4着でしたが、すでに金沢コースを経験済みなのはプラスです。1700メートル戦はやや短い気もしますが、追い切りの気配は目立っており、早めにエンジンが掛かるなら直線一気に伸びてきそうです。

レース間隔を空けて立て直された▲3 ファクタークニアキ(牡4、加藤和宏厩舎)も見直しは必要です。1400メートル戦だった前走は先手争いに敗れて10着と厳しい結果に終わりましたが、2走前に勝っている1700メートル戦に戻るならリズムは取り戻せそうです。逃げた馬を2番手からにらみながらすんなり先行できれば前残りが図れそうです。

△2 アルバリ(牡6、菅原欣也厩舎)は今季開幕から不甲斐ないレースが続いていましたが、前走の1700メートルをようやく勝って、復調のきっかけをつかみました。A1級にクラスが上がって相手は強くなりましたが、前走のように勝負どころから一気に駆け上がっていければ、強敵相手でも善戦はできそうです。

転入初戦勝ちを飾った△1 マイネルポインター(牡4、加藤和宏厩舎)も、地方のダートでやれる手応えをつかみました。距離は延びた方が良さそうなタイプで、1700メートル戦ならさらなる上積みがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔6(2点)
3連単(フォーメーション) 7・6→7・6→3・2・1(6点)

七尾城址特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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