レース展望・予想

アオノブラックの巻き返しに期待「大雪賞」(ばんえい帯広競馬)

2021/05/30

5月30日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「大雪賞」(オープン・A1級混合)が行われます。

オープンのさつき特別からは2着ミノルシャープ、3着アオノブラック、4着アアモンドグンシン(セン6、小林長吉厩舎)など4頭、A1級混合のエメラルド特別からは2着インビクタ、4着コマサンエース(牡5、金田勇厩舎)など4頭が出走。2鞍の勝ちタイムを比較するとエメラルド特別(ウンカイタイショウ)が675キロで1分24秒5、さつき特別(メムロボブサップ)が680キロで1分37秒2秒。A1級混合のほうが速いタイムですが、馬場の違いを考慮すればさつき特別が上位といえます。十勝地方は日曜も雨予報で時計の競馬になりそうです。

◎4 アオノブラック(牡5、金田勇厩舎)700キロを本命に推します。春一番の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯優勝馬で、2連勝で参戦した前走のさつき特別は3着。1着メムロボブサップ、2着ミノルシャープとは賞金ハンデのぶん10キロ差ありましたが、好位を進み障害を3番手で越え、直線では末脚は伸ばしています。今季はオレノココロ、コウシュハウンカイが引退したため群雄割拠。力量互角での10キロ差は厳しかったと敗因ははっきりしています。メムロボブサップが不在の今回はアオノブラックの巻き返しが期待できます。

○6 ミノルシャープ(牡7、大友栄人厩舎)690キロが対抗です。昨季は北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリの重賞3連勝と大躍進しました。シーズン後半は厳しい条件も重なり障害が切れず苦労しましたが、今季初戦スプリングカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯ともアオノブラックの3着、さつき特別ではメムロボブサップの2着と1戦毎に障害の切れも良化しています。

▲1 インビクタ(牡5、松井浩文厩舎)680キロが3番手です。今季初戦から3走連続でウンカイタイショウの2着と勝ち切れませんが、先行力も障害力もある実力馬です。

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馬単 4→6・1・2・3(4点)
3連単(フォーメーション) 4→6→1・2・3(3点)

大雪賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)

 


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