レース展望・予想

地元デビュー馬の制覇なるかリュウノユキナ「北海道スプリントカップ」（門別競馬）

2021/05/27

27日（木）の門別競馬メイン第11レースは「第25回北海道スプリントカップJpnIII」（門別競馬場1200メートル）。

昨年は地元○12 メイショウアイアン（牡11、田中淳司厩舎）がゴール前3頭横一線の追い比べを見事に制し、2000年オースミダイナー以来、実に20年ぶりとなる“地元馬制覇”を果たしたわけだが、今年はまたそれとひと味ちがう“地元デビュー馬制覇”を期待できそうだ。◎1 リュウノユキナ（牡6、JRA・小野次郎厩舎）は2歳夏に門別から挑んだJRA札幌の2歳オープン「すずらん賞・芝1200メートル」を9番人気で制すなど早い時期から素質の高さを見せていたが、JRAに移籍してそのスピード能力が大きく開花。特に昨年9月以降の充実ぶりは目覚ましく、競馬場は違うもののすべてダート1200メートルで2、2、1、1、1着と大躍進。前走大井の東京スプリントJpnIIIでは昨年のJBCスプリントJpnI王者サブノジュニアとの追い比べを制して見事、重賞初制覇を決めてみせた。今年は総体としてJRA勢の水準が例年を下回る印象ではあるが、このリュウノユキナは“凱旋V”の期待に応えてくれる可能性が高いとみる。

前年覇者のメイショウアイアンは今季初戦だった前走がよもやの6着も、着差は小さかったし余裕残しの馬体で早め早めの積極策は、本番のここを見越しての作戦だったようにも感じ取れた。叩き2戦目で得意の外枠なら今季も連対圏十分だろう。

展開ハマれば3連勝を狙えるだろう▲4 スマートアルタイル（牡6、JRA・小崎憲厩舎）、ハイペースで前が止まれば自慢の末脚が唸りを上げる△6 ジャスパーシャイン（牡4、佐久間雅貴厩舎）を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

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（文／HDK）


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