レース展望・予想

成長一途ピスハンドが連勝を狙う「るり溪ゴルフクラブ特別」（園田競馬）

2021/05/26

26日（水）の園田競馬メイン第11レースに「るり溪ゴルフクラブ特別」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎12 ピスハンド（牡4、松平幸秀厩舎）が連勝を狙う。前走は約3カ月半ぶりだったが、直線だけで後続を楽々と突き放して4馬身差の完勝。C1では明らかに力が違った。休養期間に坂路でしっかり乗り込んだ効果が表れ、馬体も490キロ台に突入して大幅なパワーアップに成功している。3歳時の重賞実績も優秀だが、古馬になってもまだまだ伸びしろが大きく、今後のさらなる飛躍を予感させる。昇級戦でも断然の中心となる。

○8 ナリタウルフ（牡4、坂本和也厩舎）は昇級、距離延長と前走は条件的に厳しかったが、これまで以上に前半から積極的に前で運ぶ競馬で3着と結果を残した。今回は走り慣れた1400メートルで同じように積極的な競馬ができれば前進が見込める。

▲3 フミタツティンクル（牝5、大塚信次厩舎）は前走2着で昇級となったが、昨年のこの時期はB2で2、3着に入っていたようにここでも力はまったく見劣らない。今回は内枠にテンの速い馬が見当たらず、すんなり先行するかたちに持ち込めば崩れることはないだろう。

☆7 アドマイヤグルス（牡4、橋本忠明厩舎）は前走3頭の競り合いになり、先に抜け出したところを勝ち馬に外から差されて2着惜敗だった。それでも控える競馬でもきっちり結果を示したあたりは力がある。昇級戦でもどこまで通用するか楽しみだ。

△4 ショウサンシルエラ（牝5、碇清次郎厩舎）は前走1230メートルで最後まで末脚を伸ばして差を詰めたように、速い流れの方が向いている。今回は1400メートルに戻るが、前走を使った効果で行きっぷりが良くなれば変わってくる。

△5 テレーザ（牝4、大山寿文厩舎）は2走前のように逃げてこそというタイプ。今回は何が何でもハナを主張するタイプがおらず、積極的な競馬で巻き返しを狙ってくるだろう。

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3連単（1軸流し）　12→8・3・7・4・5（20点）

るり溪ゴルフクラブ特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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