レース展望・予想

圧倒劇に期待アイバンホー「石川ダービー」(金沢競馬)

2021/05/25

金沢競馬の3歳頂点を決める「第5回石川ダービー」(3歳、金沢競馬場2000メートル)が、5月25日(火)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで行われます。今年は開催時期が1週間ほど前倒しで実施されるため、ダービーシリーズ2021の開幕を飾る“日本で一番早いダービー”となります。

3歳重賞一冠目の北日本新聞杯は◎6 アイバンホー(牡、金田一昌厩舎)の圧勝に終わりました。最内枠からの発走で、馬群に包まれた1周目のスタンド前では口を割って嫌がる仕草を見せましたが、2コーナーから外に持ち出して落ち着きを取り戻すと本来のパワフルな走りを発揮。フューリアスを交わして3コーナーで先頭に立つと、どんどん加速して後続を大差引き離す独走状態でした。約1カ月ほどレース間隔が空きましたが予定通りのローテーションで、距離が2000メートルに延びることを意識してあえて長目を追い切られ、好時計を連発しています。初めて対戦する相手もいますが、金沢では4戦4勝と敵なしだけに、今回も落ち着いてレースに臨むことができれば圧倒劇が期待できそうです。

○7 ビルボードクィーン(牝、中川雅之厩舎)は、中央1勝馬で1勝クラスでも4着がある好素材です。注目された転入初戦はスタートで出遅れてしまい最後方からの追走になりましたが、向正面から外に持ち出し徐々にポジションを上げて4コーナーで先団に追い付くと、直線外から並ぶ間もなく抜き去って先頭に立ち、終わってみれば2着に4馬身差つける快勝劇でした。2歳時に牝馬重賞を勝っているマナバレンシアを一気に交わした脚色から能力は相当なもので、コース2走目ならさらに上積みが見込めます。石川ダービーは過去3度制している吉原寛人騎手が手綱を握るのも心強く、決め手の違いを発揮できればアイバンホーの快進撃を止められるかもしれません。

▲8 サブノタマヒメ(牝、金田一昌厩舎)は初遠征となった名古屋の東海クイーンカップで9着に敗れましたが、前走の3歳準重賞・ノトキリシマ賞を2番手抜け出しで圧勝してリズムを取り戻しています。アイバンホーには金沢ヤングチャンピオンで2着に競り負けていますが、2歳時より強い追い切りがこなせるようになった今の状態なら、着差は縮められそうです。

△3 エイシンギフト(牝、佐藤茂厩舎)もリズムを上げています。高知から転入してきて、初戦は逃げたもののビルボードクィーンに直線差し切られた3着でしたが、前走は逃げたエムザックベールに直線競り勝って金沢初勝利を飾りました。重賞は初挑戦となりますが、しぶとい先行スピードを生かして上位進出を狙います。

△2 フューリアス(牡、高橋俊之厩舎)は北日本新聞杯でも2着に入って連対を死守しました。前走はビルボードクィーンの4着に敗れましたが、追ってバテない強味から距離が延びるなら前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔7・8・3・2(8点)
3連単(フォーメーション) 6→7・8・3・2→7・8・3・2 7・8・3・2→6→7・8・3・2(24点)

石川ダービーの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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