レース展望・予想

中央オープンの貫禄みせるゴールドサーベラスが「湖南賞」(金沢競馬)

2021/05/10

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間連続開催になります。5月10日(月)のメインは第10レースのB1級馬による準重賞「湖南賞」(金沢競馬場1700メートル)です。昨年まではB級では珍しい1900メートルで争われていましたが、今年は200メートル短縮。距離が変更されたこともあって、どの馬にもチャンスがある激戦になりました。

◎5 ゴールドサーベラス(牡9、中川雅之厩舎)は先週3日に1500メートルで行われたB1級二組で、ゴール前3頭横並びのたたき合いをクビ差制して、転入初戦勝ちを飾りました。中央時代の5勝は盛岡遠征を含めすべて芝コースのもので、障害に転向しても結果がでなかったことから、地方のダートが合うか心配もありましたが、3コーナーで3番手に下がりながらも、直線盛り返して競り勝ったのは、やはり中央オープンの底力があってのものです。中6日の連闘でも使ってきたのは引き続き元気がある証拠で、中央では2000メートルの重賞を数多く経験していることから、1700メートルに距離が延びても問題はなさそうです。

○2 ウラカワノオト(牡5、加藤和義厩舎)は昨年後半勝ち切れないレースが続いていましたが、今年は開幕戦から順調で、特にここ2走は勝負どころから一気に伸びてくる強い勝ちっぷりで2連勝と勢いに乗っています。昨年に比べて追い切りがこなせるようになったのが大きく、差し馬が不利な馬場状態でも好走を続けています。今回と同じB1級の1700メートル戦で、昨年末に行われた準重賞・能登波の花賞では追い上げ届かずの3着でしたが、充実している今の状態なら差し切っても不思議ではありません。

▲1 アンシンカブル(牝6、佐藤茂厩舎)も、ウラカワノオトにヒケはとらない鋭い末脚があります。前走の徽軫(ことじ)賞は前に行った馬が止まらない差し馬にとって厳しい展開となって5着でしたが、自己条件のB級に戻るなら追走も楽になってチャンスはあります。終盤に伸びてくる脚質からも1700メートル戦は合いそうで、前崩れの展開になるならウラカワノオトとともに直線一気に抜け出してきそうです。

前走2着に逃げ粘って巻き返した△7 デビルバローズ(牡4、佐藤茂厩舎)も、大井から転入後底を見せていません。中央のダート1800メートル戦で3着に入った実績もあり、1700メートル戦でもこなせるスピードはあります。

ローテーションが一番いいのは△3 マルハチアポロン(牡4、佐藤茂厩舎)です。上位4頭とは違ってゴールデンウイーク開催を使わず、この準重賞に照準を合わせ調整してきました。出遅れずに好位からレースを運ぶことができれば待望の今年初Vが飾れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→2・1・7・3 2・1→5(6点)
3連単(フォーメーション) 5→2・1・7・3→2・1・7・3 2・1→5→2・1・7・3(18点)

湖南賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬